蕩ける甘い日々【文スト】 (ページ21)

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#16　どちらの愛が　【澁澤達彦】リクページ21

葬儀屋K・R・S様、リク有難う御座います!!
うん。リク消化速度ヤバいね。本当に済みません…!!

………視界の隅で真白の物体がひょこひょこ揺れている。時折其れは頬を掠め、擽ったさが全身に走った。
………正直云って気が散る。

「…龍彦さん」
『何かね?』
「……抱き付いているの、やめて貰えません?」
『………』
先程から私の睡眠妨害をしてくる龍彦さんを半目で見つめると龍彦さんは『断る』と云って、抱き締める力を強めた。

其れによって頸が絞まっているのを龍彦さんは判っているのだろうか。睡眠妨害だけじゃなく殺人さえもしようとしているのだろうか。助けて。

『私だって君が此処で眠ろうとしていなければこんな事をしていなかった』
「別に善いじゃないですか…もう動けません…ぐえ」
ごろん、と頸が絞まり乍らも寝返りを打つ。別に善いじゃないか。床が冷たくて気持ち善かったんだよ。

だんだんと瞼が重くなり、睡魔が襲ってくる。…頸が絞まっている侭なのは諦めてもう寝よう………とした時、躰がふわりと浮いた。

「う、わ!?え、龍彦さん!?何処行く気なんですか!?」
『寝台で寝た方が善いと思うが?』
爽やかな笑みで云う龍彦さん。だがその笑みには裏がある様にしか見えない。まあどんなことを思っているかは察しが付いている。

普段は何を考えているか全く判らないが、こういう時は思考が判り易い処は如何にかする気は無いのだろうか。

「………て云う口実で一緒に寝る気ですよね?」
『ご名答』

真逆Aに思考を読まれるとは…と龍彦さんは云い、啄む様な接吻を落とす。ちゅっ、と甘い音が響く。

＿＿＿＿＿貴方が私に溺れているのか、私が貴方に溺れているのか。きっとどちらも溺れきっているのだろう。

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溺愛とは(困窮)
しぶさんが尊い。いえす。
…何日も家に居ると曜日感覚失せるよね……(今日何曜日だっけ)