#13 薫る君が 【京極夏彦】 ページ17
京極しゃんはーっぴーばーすでーーい!!
本日、駄作者は学校での離任式で久々に外を歩いたんですが、暑さでタヒにそうになりました…15度キツいよ……雪国のインドア派には酷だよ………
そして駄作者は花より団子です。(だからどうした)
桜色の団子がにょーん、と伸びる。
「んむっ…!ねぇ夏彦さん、この団子めっちゃ美味しいですよ!」
『そうかそうか…それは善かったのぉ』
儂にも食べさせておくれ、と笑う夏彦さん。そんな夏彦さんの躰をひらひらと舞う桜がすり抜けていった。
「はい、どうぞ」
夏彦さんにあーん、と団子を食べさせてあげる。夏彦さんは私の頭を撫でて『有難うの』と云って微笑む。
………風が吹いて一層桜が散っていく。其の様子は儚い様な気がして、憂いを帯びた瞳で見つめていると、むに、と頬をつねられる。
「い、いひゃいれふなつひこひゃん」
『…今日は儂だけを見ていれば善いではないか』
むにぃ、とさらに強くつねられる。花見だから別に善いんじゃ、って云うのは云わない方が善いのだろう
『そう云えば未だAからプレゼントを貰っていなかったのぅ……』
「んん"ッ」
………私だってあげようとした。あげようとしたんだよ…!でもさぁ…何をあげれば善いのか判んなかったんだよぉ…!
「……では、何か食べたいものとか」
『A』
「…却下で」
冷たく返してやると夏彦さんは別に善いではないか…と云って抱き締めてくる。
ふわりと鼻孔を擽る芥子の薫りに包まれて、其のまま眠ってしまいそうになる。
______そう云えばそろそろ芥子が咲く頃だ。………芥子を見る度に貴方を思い出す私は、もう貴方無しでは生きていけないのだろう。
半永久的に生きる貴方が、私の心を読んだかの様に優しく微笑した。
***************
前に調べたんですけど芥子の若い実に傷を付けると出る液って麻酔薬の原料のアヘンになるそうなんです。
……そんな処が京極先生っぽいと私は思うんですよ…うーん、語彙力不足で申し訳ない。
それはそうと何かのほほん(*´∀`*)って云う感じの話になってしまったぜ★←
#14 私の事を 【国木田独歩】*リク*→←#12 ずっと此のままで 【澁澤龍彦】*リク*
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夕雲天(プロフ) - 好きぃぃぃぃぃ!!!! (4月21日 22時) (レス) @page40 id: 5849ff7d28 (このIDを非表示/違反報告)
廉(プロフ) - 綾辻先生もっと恵んでください (2023年3月28日 9時) (レス) @page14 id: cfb92708f4 (このIDを非表示/違反報告)
松前菊(プロフ) - フレンド申請させてもらいました!水寿です! (2022年9月3日 17時) (レス) @page35 id: 4c0d3a01c3 (このIDを非表示/違反報告)
くるまぶ - もっと渋澤さんをぉぉぉ (2020年6月10日 20時) (レス) id: 7898e05539 (このIDを非表示/違反報告)
ヴィオラ - 私もいっぱいちゅき (2020年5月12日 15時) (レス) id: 623f3ee5b5 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:黒桂野_麻痺 | 作成日時:2018年3月18日 17時