蕩ける甘い日々【文スト】 (ページ13)

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#10　罰遊戯　【綾辻行人】リクページ13

薫様、リク有難う御座います!!
…綾辻先生推しでもそうじゃなくても善いからヤングエースUPで外伝のコミカライズを見て欲しい。破壊力がヤバい。遮光眼鏡外してる綾辻先生がヤバい。本当にヤバいから見て欲しいマジヤバい(語彙力)
※激甘だぞい。

幾重にも重なるフリルが揺れ、腰辺りで結われたリボンがなびく。黒を基調とした其のメイド服は、とても可愛らしかった。

………自分が着ていなければ、の話だが。

現在、綾辻探偵事務所には異様な光景が広がっていた。
メイド服を着ている死んだ目の＿＿＿私と、メイド服を着ている私を無表情で視姦する＿＿＿綾辻先生が向き合っている…と云う端から見れば全く理解出来ない光景である。

「あのぉ…綾辻先生?此れで善いで『駄目だ』…」

………何故こうなった。私の中では綾辻先生がメイド服を来ている姿がはっきり想像出来ていたぞ。

…否、綾辻先生に遊戯であろうと勝負を挑んだ私が馬鹿だったんだろう。ババ抜きなら勝てるだろ、って思っていた数十分前の自分をぶん殴りたい。

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「綾辻先生～、ババ抜きしませんか?負けたらメイド服着るって云う罰遊戯のやつ!」

数十分前。友人から何の用途で買ったのか判らないメイド服を譲り受けた私は、綾辻先生に着せてやろうと提案した。…のは善いのだが勿論着て下さいって云って着てくれる訳が無いので、ババ抜きをして其の罰遊戯としてメイド服を着せると云う名案を思い付いた。
………まあそんなのでも綾辻先生は『断る』って云ってやらないだろう…と思っていたのだが

『やるか』
「まじすか」
綾辻先生が思いの外快く承諾してくれた為、負ければ黒歴史確実のババ抜きが開始した。
その時私は未だは綾辻先生がふりっふりのミニスカメイド服を着ている姿を想像して爆笑できていた。その時は。

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「…綾辻先生が着てる想像しかしてなかったからめっちゃスカート短くしちゃったよ。しにたい」
『俺には貴様が負ける姿しか想像出来なかったがな』

そんなこんなで今に至る。下着が見えるか見えないかのギリギリ迄スカートをいじってしまった事を激しく後悔している。

「もう流石に善いですよねぇ!?綾辻先生!??」と叫んでみるが聞き入れてくれる素振りは全く無く、綾辻先生は何か“善い事”を思いついたかのように笑っていた。

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字数の関係で続きます!