運命って信じる？６ (ページ8)

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合鍵ページ8

わーわー騒がしかった時間も終わってもうお開き。
みんなそれぞれ好きに騒いで来る前は乗り気じゃなかったこのご飯会も最終的には楽しかった。

ちょこちょこAとの事を聞かれていじられるのはうざかった、、、けどAの事になると少し嬉しくなってなんだかんだ話しちゃったんだけど。笑

家に帰ってきてAに家に着いたことを連絡して風呂に入ってスキンケアしてさっさとベッドに入る。
Aと何通かやり取りしてあっという間に眠りに落ちた。

…………………………………

メンバーにバレた日からしばらくしてあと数日で舞台で地方に行かなきゃいけない日が近づいてきて日に日にA不足になってる。

貰った合鍵もまだ使うことが出来てない。
Aはいつでも来てくれていいって言ってくれてたし俺も行くとは言ったけどAが仕事で疲れてるだろうなとか考えたら少し行きずらくて泊まった日から会えてない。

だけど地方行く前にはAに会いたいし明日俺は午後からでAは休みの日だから今日行くことに決めた。

Aは仕事が終わって家に着いたら連絡くれるし、そのまま亜美ちゃんとかとご飯行く時も連絡くれるから今日はちゃんとAが家にいる事はわかってる。

仕事が最近の中では早めに終わるから自然と気合いも入って終わらせた、、、のにスマホを確認したら先輩から飯の誘いがきてた。

好きな先輩だし最近飯行けてなかったし嬉しいし有難いんだけど今日じゃない！
けど断る事も出来ないし行くしかない、、、できれば日付変わる前には帰りたい。
それでAが寝ててもいいから絶対家にいく！
絶対合鍵使ってやる！

先輩との飯は普通に楽しかった、それに明日仕事は少し早めらしいくて願ってた通り日付変わる前に解散になった！

服はAん家にこの前置いてきたから自分の家には帰らないで直接行く。

タクシーに乗って結構すぐAん家が見えてきた。
生まれて初めて貰った合鍵を初めて使うって事に少し、いや結構ドキドキしてる。

オートロックは緊張なく普通に開けて入っていけたけどエレベーターに乗って上がっていくにつれてドキドキが加速してる、、、

ドアの前に着いてキーケースを出して鍵を開けるんだけど、俺は泥棒なのか？ってぐらい音を立てないように静かに鍵を入れてそーっと回した。