運命って信じる？６ (ページ22)

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和風パスタを作ってたら髪もしっかり乾かした翔太くんがキッチンに来た。
さっきの見てしまった光景のせいで翔太くんの顔が見れない、、、

渡｢昼飯なにー？｣

『和風パスタだよ。』

渡｢お！いいね！｣

『出来たら持ってくからリビングで待ってて。』

渡｢いい、ここで見てる。｣

翔太くんの顔を見ないように食材と鍋に目を向けてたけど翔太くんはキッチンに居続けるらしい。

渡｢A～｣

『なぁに？』

渡｢全然こっち見ないじゃん！｣

『ん～？そうかな？』

あえて見てないんだけど弄られる気がしてすっとぼけてみる。

渡｢こっち見て！｣

『今手離せないから後でね？』

手離せない事なんかないんだけどね、、
そしたら急に頭をグイッと翔太くんの方に向けられた。

『っ！！』

渡｢やっと見た。｣

『見たって翔太くんが向けたんじゃん。』

渡｢なに？さっきの気にしてんの？笑｣

『///』

渡｢あ、図星だ。笑｣

『離して//』

渡｢Aかわいい～！笑｣

『もう！翔太くんのご飯なし！』

渡｢え！やだ！ごめん！｣

『ならリビングで待ってて！』

そう言うといじけたようにキッチンから出ていった。
、、、強く言い過ぎちゃったかな？
とりあえず早く作っちゃお。

盛り付けたお皿を持ってリビングへ。
翔太くんはソファに座ってスマホをいじってた。

『翔太くんできたよ。』

渡｢俺のもある？｣

『あるよ。笑』

さっき私が言った事を真に受けたみたい。笑

渡｢はぁー、よかった。｣

『ほら食べよ。この後仕事でしょ？』

渡｢うん、仕事ー。｣

安定になった翔太くんの美味しいリアクションを貰って私も食べる。

渡｢あ、そうだ。メンバーとの飯なんだけど次の月曜日どう？｣

『予定入ってないから大丈夫だよ。』

渡｢ならその日で。｣

『了解です。緊張しちゃうな。笑』

渡｢あいつらに緊張する必要ないから。笑｣

『でも翔太くんの彼女に相応しくないって思われないかな？』

渡｢前も言ったけどそんな心配いらないから。
メンバーはAの事1回しか会ってないのに何故か気に入ってるから。笑｣

『ほんとに？』

渡｢ほんとだから心配すんな。笑｣

『ん～、でもやっぱり緊張しちゃう。』

渡｢俺がずっと隣いるから大丈夫！
それにふっかは何回か会ってんだろ？｣

『そうだよね、ふっかさんもいるなら少し安心。笑』

渡｢店とかは決めて教えるから。｣