約束と好きになる気持ち ページ1
ヒバナを弾いた後に
楽器の手入れを少し知りたいと
遼さんは言ったので教えていた。
荒城
└へぇ……そんな事もするのか
俺、今までしてなかったわ……
鈴代楓(すずしろかえで)
└父が楽器屋だから……だと思います。
ちょっと特殊ですけど弦が長持ちします!
荒城
└あ、そうだ。
明日とかもし休みだったら
俺のギターのチューニングとか
メンテナンス頼みたいんだけど…大丈夫?
鈴代楓(すずしろかえで)
└大丈夫ですよ!
(確か……
ってそう言えばシフト表貰ってなかったんだった)
荒城
└休憩中でもいいし、連絡してほしい!
あと……流石にそろそろ戻らないとあの人に何か言われそうだし、後はカラオケ楽しむね!
色々教えてくれて有難う御座いますっ!!
そう言い荒城さんは頭を下げた。
鈴代楓(すずしろかえで)
└いえいえ、こちらこそ態々有難う御座います!!!
頭を上げてください……
荒城
└嗚呼……すみません!
じゃあ また近々という事で!!
荒城さんの礼儀正しさと笑顔が眩しかった。
荒城さんの部屋から出て、フロントに向かった。
次の休みか……
早く荒城さんに会いたいなあ……
さっきまでの不安が消え
もっと荒城さんについて知りたくなった。
歌い手としての彼は
アレンジやハモリ、曲のリスペクトが凄いし
荒城さんとしては
優しく、礼儀正しい方だな……と思った。
徐々に好きになっている自分がいた。
9人がお気に入り
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
螺子林檎(プロフ) - わざわざコメントありがとうございます!!!また更新したら読んで頂けたら幸いです(´;ω;`) (2020年1月10日 1時) (レス) id: 49d52155b2 (このIDを非表示/違反報告)
湊真(プロフ) - 面白いです!更新待ってます!! (2020年1月9日 23時) (レス) id: e706ac4195 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:螺子林檎 | 作成日時:2019年2月13日 23時