Zero-G【ARS】 (ページ2)

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「っん！？」

ふっくらした唇が重なる。

え、

キス！？

影山、何してくれてんのよ！

「…あたしのファーストキス！！」

影山「それは光栄でございます」

「っはあ？…んんんっ！！」

ぐっ、と後頭部に影山の手が。

キスがもっと深くなる。

ぺろりと下唇を舐められて驚く私をよそに、口の中に舌を入れてきた。

影山「…っはぁ、…舌、出して下さい」

熱く絡みついてくる。

逃げようにも逃げられない。

完全に捕まった。

影山「っお嬢様……もう抑えられません」

興奮したような声。

「ふ、ぅっ！」

影山「中にぶち込んでもよろしいですか」

はあ？？

どういう意味よ！

影山がカチャカチャとベルトを外し始めた。

「何する気！」

影山「脱ぎます」

「っはああ？」

ぷちゅ、と首にキスを落としながら、影山は私の手を掴んで。

何か熱くて硬いものを触らせる。

影山「…これ、握って」

「た、タメ口！？ってか何よこれ！」

影山「俺のソーセージ」

「っはあ？」

影山「できるだけ優しくしますので、ヤらせて下さい」

タメ口になったり敬語に戻ったり。

「……執事のくせに」

最後の悪あがき。

影山「私は、クビ、でございますか？」

ギラギラ鋭い瞳。

ふ、と口の端っこを上げた。

不適の笑み。

影山「…まあ、それでも無理やりヤっちまうけど」

影山は、その後とんでもないことをした。

fin.