Desire２８ ページ28
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『第☓☓☓期生主席、A・ディザイア』
あの幼い奴が？まだ13歳だって聞いたぜ？
『調査兵団志望』
正式に入れるのは15歳からじゃねえのかよ？
例外なんだよ。あいつの目を見ろよ。
光も夢もねぇ目だ。夢を見る年だってのに。
____いつからか、この世界に希望を抱かなくなった。
けれど、あんたは居た。
こんな腐りきった世界でも、誰よりも強く闘う。
『ならあんたが、俺に夢を見せるって言うのかよ』
『何か文句あるか？』
巨人を絶滅させる、夢。
『そーかよ。じゃ…俺は、あんたの初めての�猴Э有瓩砲任發覆辰討笋蹇爾�？』
意地悪気に言った少年に、黒髪の彼は
『…随分生意気になったな、お前』
少し、笑った。
_ _ _
「…ん」
ぱちりと目を覚ますと、
「…暗い。」
まだ深夜のようだった。
完全に目が覚め、二度寝する気にもなれなくて、部屋を出てうろつこうと思った。
「なんだ、この音…」
廊下の奥の方から、何やら漁る音が聞こえた。
少し怖いので殺虫スプレーを持って、そろ〜りと歩み寄る。
音の方は、淡い明かりがついている。懐中電灯の明かりだ。
ごくりと息を飲み、あとは勢いで明かりに辿りついた。
「だ、誰だよ！」
殺虫スプレーを向ける。
すると
「もぐ！？もごごご！！」
茶髪のポニーテールの女の子だった。
その、口に頬張っているものは
「むごご！もぼぼ！！」(私、怪しいものじゃないんです！！)
なんて言っているかわからないけど、一生懸命手で否定してる。
「…呑み込んでからでいいから」
…
「先程はごめんなさい…！私、サシャって言います！貴方は…Aさん、ですよね？」
知ってるのか…と関心しつつ…
「よろしく、サシャ…というか、この時間は見つかったらまずいんじゃ…」
「そこなんです！！で、でも空腹に耐えられなくて…そこの芋を……！！」
ガバッ、と俺の手を掴み、ぶんぶん振る。
「えっと、あの、か…硬くて残したパンならあるけど…！」
自分でも分かるほど、少々困り顔をしている。
「神ですか！？くれるんですか！？神なんですね！？」
はは…と苦笑いである。
「あ〜…取りあえず、部屋の近くまで来て」
いや、中まで入れないんで安心してください。
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桜の花言葉
『高貴』『清純』『私を忘れないで』
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にゃるす。 - 真面目に泣きました…… 感動です！！こんな素晴らしい作品を作ってくださった作者様に感謝です！！ありがとうございます！！(人 •͈ᴗ•͈) (2022年6月9日 22時) (
レス) @page50 id: fbac834549 (このIDを非表示/違反報告)
χCielχ(プロフ) - ぴりおどさん» 節子…それ涙です…(戯れ)ありがとうございます嬉しいです…！！ (2021年11月27日 0時) (レス) id: 6fa1655de3 (このIDを非表示/違反報告)
ぴりおど - 目から汗が…凄く面白かったです！ (2021年11月20日 21時) (レス) @page50 id: d35dddd041 (このIDを非表示/違反報告)
χCielχ(プロフ) - 僕さん» ありがとうございます....！！涙していただけてとても嬉しいです…！ (2021年4月30日 17時) (レス) id: 6fa1655de3 (このIDを非表示/違反報告)
僕 - 感動しました。涙が止まらないです！ (2021年3月31日 9時) (レス) id: 9ca767eafd (このIDを非表示/違反報告)
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