Necromance７６ ページ26
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その日の内に退院した。
何故かと云うと、死神の成瀬の後に与謝野が病室に来て、
「何してンだいしっかりしな！」と背を打たれ、病院側に事情を話し、探偵社へ引き摺られ治されまた病院に戻って検査をして何事も無く治っていたので退院。
とても忙しい一日でしたと小学生の日記の如く思った。
夜。少し近寄り難い雰囲気の路地にある酒場。その酒場は目立たずこの街に潜んで居る。目立た無い事から、落ち着く。それで居て美味い酒しかない。少しばかり悪い事をした大人等もこの酒場に訪れる。
…例えば、マフィア何てものも、身の上を隠して居たりして。
なーんて！と浮き足取りでその酒場に向かい、ルンルンと店内に足を踏み入れた。洒落た雰囲気の酒場。カウンター席があり、四人席が並ぶ店内。
一人の藤崎はカウンター席に腰掛けようとして、立ち止まる。
見るとカウンター席には一人の男性が居た。世間話でも聞こうかな、何て目論んでその男性の隣に腰掛ける。
「やぁやぁ、最近調子は如何？儲かってるぅ？」
何故だか稼ぎの話をしながら席に着けば、その男性はもの凄い血相で此方を睨んで来た。
「…あァ？」
青い瞳。善く見れば獅子の様な橙色の髪。儲かってる？所では無い。もうがっぽがっぽしてるポートマフィアの幹部では無いかこれは失敬失礼。と何も云わず爽やかな笑顔で席を立つ藤崎。
「おいおいおい待てコラ！善い度胸じゃねェか！付き合えや変態性癖野郎！」
ほろ酔い状態の中原幹部はかなり面倒臭い。がしりと腕を掴まれ、逃げようが無い。あぁ、成瀬君も自分にがっしりと掴まれ、こんな感情だったのだろうか。悪い事をした。後悔はして居ない。
「変態とか人前で云うのやめてよ！誤解される！」
「座れ変態！」
「だからぁ〜〜！！」
周囲の視線が刺さるので大人しく座ったは善いものの、ほろ酔いの中原に肩を組まれ、男同士でむさ苦しい状態に成って居る。この場から脱却するには…。
＿＿＿＿自分も酔うしか無い。
「ますたぁ！この店で一番度数の高いやつお願い！！」
＿＿＿＿
＿＿
「なるせきゅん天使ぃぃぃ」
「誰だよなるせって？女かよ？？」
バンバンとカウンター席を叩く藤崎。完全に酔った。
「なるせきゅん？いやなるきゅん？どっちでもいいや彼死神とかまじ天使」
「はぁ？手前相当酔いやがったな。幻覚でも見てンだろ」
藤崎の気持ち悪い酔いっぷりに、中原の酔いが覚めた位である。
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何処かの誰かのノート
彼奴を必ず救う。絶対に。
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ekakisitemasu(プロフ) - 1番最後の何処かの誰かのノートの彼奴を必ず救う。絶対に。で大号泣しました、、、、 (2022年10月21日 23時) (
レス) @page50 id: 583e2155f1 (このIDを非表示/違反報告)
愛(プロフ) - 天才 (2022年4月29日 13時) (レス) @page50 id: 1cfd8c976c (このIDを非表示/違反報告)
χCielχ(プロフ) - ファイさん» ありがとうございます…！笑って泣けるような作品にしたくて書いておりました！こちらこそ埋もれていたであろうこの作品を見つけてくれてありがとうございます、とても嬉しいかぎりです…！！！本当にありがとうございました！ (2021年11月27日 0時) (レス) id: 6fa1655de3 (このIDを非表示/違反報告)
ファイ - ｱｯ……ﾔﾊﾞｲ エッ俺の心臓無事？大丈夫?あ、好き 主様本当にこんな素晴らしい作品を書いてくださり有難う御座います大好きです応援してます大好きです｡ 最初見たとき大号泣してしまいました｡ 本当にこんな素晴らしい作品を書いてくださり有難う御座います神! (2021年11月16日 18時) (レス) @page50 id: 1f415ed449 (このIDを非表示/違反報告)
χCielχ(プロフ) - 白鳥さん» あわわ、ありがとうございます.......！是非に！！！！私も白鳥さんのような方に出会えて嬉しさの極みでございます…ありがとうございます.......！！！ (2021年4月30日 17時) (レス) id: 6fa1655de3 (このIDを非表示/違反報告)
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