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我々国‐総統室
｢兄さんが帰ってこない？｣
｢あぁ、今日バシラス国の偵察結果と物資の受領があるはずだったのに、物積んだ馬車しかこーへんかった。｣
書類を抱えたトントンがグルッペンに報告をしていたが、トントンの眉間には皺が深く刻まれていた。
｢まぁあいつ自体よく行方を晦ますし大丈夫だろう。｣
｢って言ったってなぁ。｣
確かに兄さんと連絡を取る手段は、兄さんがどこかしらの都市からの電話以外は我々国のインカム囲内に入らない限り音信不通なのだ。
だが連絡をもらっているにも関わらず約束の時間に来ないというのは何かおかしいのでは、そう考えたのだ。
コンコン
「む、誰だ。」
「失礼致します。第2守衛部隊3期K、ディベア・オーガニック三等兵であります。」
「入れ。」
K…コネシマの部隊の人間が一体どうしたんだろうか。
「お話し中に失礼致します。今し方入った情報なのですが、帰省中のショッピ様が何者かに襲われ、負傷した模様です。現在コネシマ様率いる小隊が進行しております。」
「!?ショッピ君が!?」
隣国の国王が先日訪ねて来ていた為、帰国する際にショッビ君を護衛につけて監視させていたのだ。それがこちらに向かっている最中に襲撃…隣国の追手か、それども別の何かがあるのか。
だがショッピは我々国の1、2を争う戦闘力を誇り、そう易々とやられはしないはず。
「入るで!グルさんすぐに監視室のロック解除して!」
「なんだどうした。」
バタンと大きな音を立てて入ってきたのはしんぺい神。血相を変えて肩で呼吸をしているあたりかなり急いで向かってきたのであろう。
「ロボロが監視室でぶっ倒れてん!中の監視員が人呼ぼう思て出ってたら何故か暗証番号変わってて入れんのや!」
「なんだと！っすぐに解除する。向かっていてくれ。」
「わかった!」
グルッペンがロックを解除するために引き出しからパソコンを取り出すと更なる訪間者が現れた。
「ノックもせず入室すること、どうかお許しください総統閣下。緊急の報告があ参りました。」
「、今度はなんだ。」
次に現れたのはメイドの長をしているクレア・チユシウだった。
「はい、現在各フロアの廊下で多数のメイド、警備員、兵士が体調不良を訴えながら倒れています。また、鬱先生様、シャオロン様、ひとらんらん様、ゾム様も同様の症状が出ており、現在自室にて安静にしていただいております。｣
｢幹部がほぼ全滅…？っ一体…何が起きてるんや。｣
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レラ - 面白かった!! (2020年5月2日 14時) (
レス) id: c77952c361 (このIDを非表示/違反報告)
あずき・FB - 初めまして、めっっっちゃくちゃ好きです！！！(唐突な告白イベ) メイドになるっていう設定も凄いそそられます…！[ps.因みに続編見れなくて何回か意識がぶっ飛びました((( あぁ…非ログ勢はつれぇよぉ…(心の叫び)] (2019年12月13日 1時) (レス) id: 8e99c8eed5 (このIDを非表示/違反報告)
蒼雨茶(プロフ) - 凛さん» コメントありがとうございます！楽しみにしていただけて何よりです(；A；)続編も楽しみにしていただけたら幸いです(>_<｡)またよろしくお願いします！ (2019年12月4日 20時) (レス) id: e407861195 (このIDを非表示/違反報告)
凛 - とても続きが気になる物語です！勝手ながら、いつも更新待っています!(’-’*)♪これからの展開がとても楽しみです！ (2019年12月4日 17時) (レス) id: ccb5120fa0 (このIDを非表示/違反報告)
蒼雨茶(プロフ) - 優里愛さん» コメントありがとうございます！もうそろそろ終盤です！お付会いの程お願いします！(>_<｡)ご指摘ありがとうございます。訂正致しました。 (2019年12月3日 21時) (レス) id: e407861195 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：蒼雨茶 | 作成日時：2019年11月14日 9時
