10話 ページ11
またしても棘の言葉で壁に叩きつけられる人間。
棘はまだ自分の呪言の存在を知らない。
それゆえに調節もできず、願った言葉が強くなりすぎて春一と、春一の母を殺してしまったのだ。
それを見たその場にいた全員が恐怖した。
そして全員が思った。
この子はダメだ生かしておいたら、ダメだと。
使用人A「親方様をよべ!すぐだ!里の忍も呼べ」
その声に何人かが動き出した。
そして、棘に向けてその場にいた大勢のものが刃を向けた。
棘はまた人が叩きつけられた衝撃で固まっている。
棘父「なんなんだ、これは一体!?」
使用人が棘の父親を呼んできて、棘の父親はその地獄のような光景に目を見開く。
使用人が父親にあったことを話すと
棘父「そうか、利用できると思っていままで生かしておいたがやはりお前の力は恐ろしい。お前にはここで死んでもらう。」
棘にはもう、訳がわからなかった
棘(は?死、ぬ?なんで、春一はあの人は潰れたの?なんで?なんで?わたし、殺されちゃうの?嫌だ嫌だ)
棘「もう、い、やだ。全員【死んじゃえ】っ!!!!!!」
そう棘が叫んだ瞬間
バタバタッ!
その場にいた全員が倒れていた。嫌、死んでいた。
棘「ゴフッ!」
棘の口から大量の血がでる。喉が焼けるように熱い。
棘はあまりの痛みに蹲った。
そして、この光景を自分は知っている?
そう思った瞬間、棘の頭にある記憶が流れてきた。
120人がお気に入り
この作品を見ている人にオススメ
「呪術廻戦」関連の作品
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:ウジン | 作成日時:2021年2月27日 15時