ストロベリー・ナイトメア

#２ ページ9

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うそ…ティーカップ…？
チラッと中を覗くと…茶色い紅茶…


な)姫っ！目を逸らして…っ！！


よくよく見ると…水面に何かが写ってる
人…？よく見えない…目を凝らしてみると…

血塗れで横たわってる私…そして私の体を……………
………貪ってる(むさぼってる)……あの６人


ゾクッ『〜〜〜っ！！』


ガシャンッ____


メイド)きゃっ…！！

『っはぁ、はぁ、はぁ…っ』

なさジる莉)姫っ！！

『ティ、ティーカップを使うなと言ってあったでしよっ！？』

メイド)もっ、申し訳ございませんっ！！

『っ、っっ…っはぁ、っ、っはぁ…っ』


またっ、写った…っ
皆んなが私を食べ尽くす光景…


る)姫様、落ち着いて…っ！！


息が、正常に戻らない
苦しくて涙が出てくる

すると、潤んだ世界が、急に暗くなった


ジ)ほーら、姫さん、落ち着いて…な？

『っはぁ…はぁ…はぁ……おけ…もう大丈夫…』

ジ)今日はもう部屋でゆっくりしましょっか

『…ん』


あ、ころんは……チラッとさとみを見た


さ)ころんなら今別室で頭冷やしてます

『…私も、今日はそこで過ごす』

さ)…はい

ﾋｿｯ_メイド)でたよ、わがまま姫

ﾋｿｯ_メイド)あーあー、まぁたティーカップ割っちゃって…

ﾋｿｯ_メイド)割るくらいなら飲まなきゃ良いのにねぇ？

『……』


まぁ……間違ってはないな…


莉)ちょっとおばさん、うるさいよ？_ｷﾞﾛｯ

メイド)ｯ…!!!

『莉犬』

莉)…はぁい…


悪口は、もう慣れた
それより早く、ころんに会いに行かなければ

急ぎ足で部屋の前に立った


『入ってこないでね』

なさジる莉)はい…

コンコンッ『ころん、入っても、良い？』

こ)……ﾊｲ…

ガチャッ『っ…』


電気を消し、隅っこで蹲ってる


『どう？落ち着いた？』

こ)…ﾊｲ…


あー…これは多分…


『ころん』ギュッ

こ)っ！？ちょっ、だめ…っ、今はっ、

『魔力の使いすぎで蜜不足なんでしょ？』

こ)っ…

『図星だ、w』

こ)…

『ほら、意地張ってないで。』

こ)…

『なに、私の命令に従わないつもり？』

こ)…


これでもダメか。


『そ…。もう私の事嫌いなのね』

ﾋﾟｸｯ_こ)…


あ、反応した。この調子で…少し離れて、膝で立った


こ)っ…


まだ下を向いたまま…。
もう、負けず嫌いなんだから


『ねえ』グイッ


ころんの顔をグイッとあげて、上から覆い被さるような形をとった

顔が熱い…やっぱり本調子じゃないな


こ)っ…や、やめ…っ

『うざい。口答えしないで』


そう言って私からキスをした


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