#水の魔法 ページ5
.
『着いた〜〜っ!!』
広場の様な場所に抜けると、思い切り駆け出して叫んだ
こ)はぁ〜〜つ"か"れ"た"ぁ〜〜っ!!
莉)チャーシュー削ぎ落としたら?
こ)そうだな〜 チャーsy、って誰がチャーシューじゃ
ジ)ナイスツッコミ!w
こ)やかましいわ!w
後ろで騒いでる奴らを放って景色を眺めた
良い風が吹いてて、とても気持ちが良い
平和に浸りながら城下を見ていた
すると、近くの城下で何かが舞った
目をこらすと、…帽子?……麦わら帽子だった
『あっ…』
このままじゃ川に落ちちゃう、早く向かわないと…っ
そんな衝動に駆られ、体を180度回転すると何かにぶつかった
こ)ぐふっ、なっ、なにっ!?
『あっ、ごめっ、_ギュッ_わっ、』
ころんにぶつかった、と認識すると、いきなり抱きしめられた
こ)…なに、帽子?取りに行きたいの?
あぁ、思考を読まれたのか
『取りに行かなきゃ』
こ)はーあ、お人好し〜、どっか行かれても困るし僕が取ってあげる
抱きしめる手が緩んだ
だけど、肩に片手を回されたまま。
ころんは あいた方の手を前に出し、その場でゆっくり、少しだけ手を握った
すると、帽子は一瞬でころんの手の中
こ)え、持ち主誰w僕持ち主見ないと転送出来ないんだけどw
莉)ころちゃん かっこ悪
な)じゃあ俺がころちゃん…いや、…_チラッ
こ)…まあ、今は落ち着いてるから大丈夫、僕が行くよ。これも練習練習!
な)分かった…ころちゃん 連れて城下まで降りてくるよ
『気をつけてね』
な)じゃあ乗って〜
こ)はーい
な)よいしょっと…いってきまーす
こ)まーす
ななもりは ころんをおんぶしながら、歩き出した
すると段々宙に浮いていき、少し経つとすぐに城下の街並みに消えた
あまり見えないが、ちゃんと降り立てた みたい
.
323人がお気に入り
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
さざんか(プロフ) - すずなさん» 嬉しいお言葉をありがとうございます🥲✨なかなか創作意欲が沸かなくて放置していたのですが、自分で書いた物語は忘れられないのもあり、現執筆が落ち着いたらまた進めたいと思います。良いきっかけをありがとうございます! (2022年8月1日 18時) (レス) @page23 id: 582aff8f8e (このIDを非表示/違反報告)
すずな - こちらの小説は、私が占ツクの世界に初めて足を踏み入れた際に読ませて頂きました。世界観、表現共に大好きです!! (2022年7月31日 11時) (レス) @page23 id: 80d2653d1f (このIDを非表示/違反報告)
あみてぃー*(プロフ) - あ、最高です…更新楽しみにしてます! (2020年12月31日 8時) (レス) id: 44dafb3df2 (このIDを非表示/違反報告)
ねこじゃ - この小説好きです!更新頑張ってください (2020年12月22日 1時) (レス) id: abb7364bda (このIDを非表示/違反報告)
くらげ@亀更新(プロフ) - この作品も好きです!てか全部好きです!!更新楽しみにしてます…! (2020年8月3日 21時) (レス) id: 3b0784c8a4 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:さざんか | 作者ホームページ:http://uranai.nosv.org/u.php/hp/madotoku1/
作成日時:2019年11月1日 23時