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『〜〜〜っ!!!』
ただ目を瞑って固まる事しか出来ない
やばい、私っ、……し…っ!!
ドサドサドサッ___!!
『っ…』
…あれ…痛く、ない?
?)ちょっと、大丈夫ですかっ、?
ハッ『じっ、ジェルっ!?』
上を見ると、眉を潜めて、でも口角は上がってるジェルがいた
ジ)どーも。怪我、ないですか?
『う、ん…』
ジ)じゃ、さっさと逃げますよ
そう言って、本の山から抜け出し、ドアへと向かう
『あっ、』
本棚が倒れてドアへ行けない…っ
ジ)…しっかり捕まってて下さいね、
『え?_ふわっ_きゃっ!?』
いきなり体を姫抱きにされた
ジ)行きますよ
『っ、うん…っ』ギュッ
本棚を軽く乗り越え、ドアの向こうの5人が見えた
な)ジェルくんっ!!姫様っ!!
でも…
『火が…っ』
ドアの手前まで火の手が回っていた
ジ)っ…
る)僕が道を作りますっ!!
そう言って両手で楕円を作るようにして前に伸ばした
すると火が避け、道ができた
な)ジェルくんっ!!そのまま突っ走って!!
ジ)はいっ!!
そこから私達は燃え盛る書庫から出た
とりあえず外へ出ようと走り出すが、城内も火の海
ジェルに抱えられながらドアの方へと向かった
莉)ぁ、っ…ダメ…っ!!裏口から出よう!!
突然、後方にいる莉犬が声を荒げた
る)えっ、どうしたんですか莉犬
莉)ドアの前にいっぱい人が見えた、それに黒いオーラも感じる、っ
な)じゃあ東の裏口に行こう!!
どうにか炎を掻い潜り、城を出た私達
無事とは言えず、皆んな魔力の使いすぎでへばってる
さ)っ、はぁ…これから…どうする?
さとみの言葉に、誰も返事はしなかった
これから…どうなるんだろ…。
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___前回告げられた “ 波乱万丈の感動の物語 ”_______
_______誰もが
_____だがしかし___________________________
___________本当だったら、アナタはどうする?___
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さざんか(プロフ) - すずなさん» 嬉しいお言葉をありがとうございます🥲✨なかなか創作意欲が沸かなくて放置していたのですが、自分で書いた物語は忘れられないのもあり、現執筆が落ち着いたらまた進めたいと思います。良いきっかけをありがとうございます! (2022年8月1日 18時) (レス) @page23 id: 582aff8f8e (このIDを非表示/違反報告)
すずな - こちらの小説は、私が占ツクの世界に初めて足を踏み入れた際に読ませて頂きました。世界観、表現共に大好きです!! (2022年7月31日 11時) (レス) @page23 id: 80d2653d1f (このIDを非表示/違反報告)
あみてぃー*(プロフ) - あ、最高です…更新楽しみにしてます! (2020年12月31日 8時) (レス) id: 44dafb3df2 (このIDを非表示/違反報告)
ねこじゃ - この小説好きです!更新頑張ってください (2020年12月22日 1時) (レス) id: abb7364bda (このIDを非表示/違反報告)
くらげ@亀更新(プロフ) - この作品も好きです!てか全部好きです!!更新楽しみにしてます…! (2020年8月3日 21時) (レス) id: 3b0784c8a4 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:さざんか | 作者ホームページ:http://uranai.nosv.org/u.php/hp/madotoku1/
作成日時:2019年11月1日 23時