たとえ卑怯者だとしても【宮侑 白布賢二郎】

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Aside





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部屋に戻るとそのままベッドに横になって
思いっきり泣いた。




もう皆んな嫌いだ。




何もかもどうでもいい。





＿＿prrr





電話の着信音にビクッとする。
画面には宮侑と表示されていた。




その瞬間一気に心拍数が上がる。





暫く通話を無視していると、ドアがコンコンとなった。




誰かは予想がつく。




恐る恐るドアを開けた。




侑「A…」




ドアを開けるなり、宮が部屋に勝手に入ってきた。
そして私をきつく抱き締めた。




侑「なあ…お前、まだ俺のもんよな？
久々に確かめさせてくれへん？」




宮は私の髪をとかしながら、鋭い瞳で私を見つめる。




もう、どうでもいい。




結局、弱みを握られてる以上私はどこに行ってもこの男に囚われる運命。





『…好きにしていいよ。』




宮の顔が一瞬にして男の顔に変わった。




ベッドに突き飛ばされ、服を剥ぎ取られる。




侑「…A、ええ体しとるな相変わらず。」





『いっ…』




胸元に強く吸い付かれる。




吸い付かれた部分が鬱血し、真っ赤に染まった。





宮が私の下着を脱がし、自身のそれを当てがうと
ゆっくり私の中に入ってきた。





『んん、あ…っ…』





侑「…っ、やっぱお前…最高…」





舌を絡ませながら、宮に揺すられる。





時々声を出さないと頬を叩かれた。





私は、それが終わるまで
ただ宮を満足させることだけを考えていた。





昔みたいに。




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