愛され長男(BTS) (ページ12)

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練習生時代4 ページ12

RM「それで？Aヒョンはなにに悩んでるんですか？」

あれからソファに座り直して、僕の悩みを聞いてくれることになったホソガとナムジュナ。

ホソクがあんな風に僕を思ってくれたことが嬉しくて可愛くて、さっきまでHPゼロだった僕はだいぶ回復していた。

『いやぁ、その、、。すごく恥ずかしいんだけど、、』

なかなか言い出せない僕を優しく待ってくれる2人。
え？言う？いや、言うしかないよな。

『あのさ、、僕って、もしかして、、ジョングガに嫌われてる？』

RM「…。」

HS「…。」

え？なにこの間。どういう沈黙？2人の表情からは全くなにを考えているのか読み取れない。

どういうこと？やっぱほんとに嫌われてて、それをどう伝えようか迷ってるってこと？
え、それなら絶対に伝えないで欲しい。
わかっていても、もう2人から言われれば確定じゃん？
もうそれは予想じゃなくて真実になっちゃうよね？
やだやだ。ジョングガに嫌われてる世界でなんて生きていけない。

『ねぇ。やっぱ言わないで。ほんとに嫌われてたら僕この先生きていけない。生きる屍になっちゃう。』

HS「え？いや、そんな」

『だって2人、黙るんだもん。それって嫌われてるってことだよね？』

HS「いや、だからちが」

『やぁ、ホソガ！ヒョンはガラスよりも脆いの。豆腐メンタルなの。』

HS「…。(この人暴走してるな。)」

RM「…ゴホン。でも、どうしてそう思うんですか？」

それからこの一週間あったこと、結果的に今避けられてることを話した。

うん。2人の目がドン引きって言ってるの僕は気付いてるからね？？

RM「ヒョン。加減をしてくださいよ、、。」

HS「でもなんで今更？」

『あ、ヒョン傷ついた。』

HS「あ、いや、そうじゃなくて、ジョングクが入ってきてだいぶ経つじゃないですか。それまではなんとも思わなかったんですか？」

『うん。ただ人見知りしてるんだな。可愛いなって。』

HS「…そうだったんですね。」

『なにか、しちゃったのかな…。でもそれに気付けないなんて余計にダメだよね…。』

あぁ、また落ち込んできた、、。
せっかく2人のおかげで元気出たのにな…。

しょぼくれる僕を見て、
2人は少し考えるそぶりを見せた後、何か思いついたように笑い合っていた。
え、同い年いいな。そんな通じ合うものなの？
ええ、羨ましい。

HS「ヒョン。しつこくしまくったんだから、今度は逆に構わないようにしたらどうですか？」

RM「押してダメなら引いてみろですよ。」