かわいすぎ、注意 。(３)

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やっとお開き。お会計を済ませお店を出た。

「本庄さん、ご馳走様でした。ありがとうございました。」


さっさと帰ろうと本庄さんに背中を向けると…。


グイッ


本庄「え？いやいやいや、何言ってんの？

夜はこれからでしょ！」


「…はい？」


何言ってるんですか、この人…。


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本庄「Aちゃん、明日仕事朝から？」


「…そうです！朝からです！」


本当は夕方からだけど！

なんか朝からだって言ったら帰してくれるかなと思った…けど甘くなかった。


本庄「嘘。さっきAちゃん夕方からだって言ってた。」


自分のアホーー！！


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本庄「Aちゃん…俺今まで綺麗な芸能人たくさん見てきてるけど、Aちゃんだけはずっと格別にかわいいな〜って思ってたんだよね。」


「……(ビクッ」


耳元で囁くように言われて、体が自然とビクッと反応する。


本庄「そんな怯えた顔で見ないでよー。

一回だけでいいからさ…ね？」


「やっ、一回だけでも無理です！」


本庄「そんなこと言わずにさ〜」


「きゃあ！！」


一瞬だけどお尻触ってきた…！

そして腕を強い力で捕まれた。


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「ちょ、痛いですっ…！離してください！」

本庄「Aちゃーん、そんなこと言わずにさ！いいじゃん！」


どうしてこんな事になったんだろう…。

男の人の力に敵うわけなく、どんどんホテル街の方に引っ張られていく。


「本当にやめてください！」


本庄「…はあ、そろそろ諦めてよ？じゃないともうAちゃんのこと撮ってあげないよ？」


「……っ」


もう自分が何もできなさすぎて、怖くて…涙が出てきた。


もう諦めてしまいそうになったその時…



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「貴方、Aに何してんですか？」


私の腕を掴む本庄さんの手を離してくれた…。



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「亮ちゃぁん……。」


本庄さんを鋭い目で睨み、
私をかばうように前に立つ亮ちゃんがいた。


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