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『じゃあ、私はそろそろ、帰りますね。』
財布を取り出せば、さすがテヒョンさん。
既に会計が済まされていた。
グクが言っていた、“女の子が好き”という意味が分かるかも。
女の人の扱いがとても上手そうだ。
JK「せっかくAが来てくれたのに、テヒョンイヒョンのせいで、あんまり話せなかったじゃないですか！」
TH「え、俺のせい？
俺は結構喋れたけど。お前が接客や料理作ってる間に。」
JK「はっ！！そういえば！！
俺ばっかり働いてるじゃないですか！
新人が動き回るべきです。」
TH「俺、新人だから何もできませんー。」
『2人の面白いやりとりが見れて、楽しかったよ。
テヒョンさん、ご馳走様でした。』
TH「えー！テヒョンさんだなんて、距離感じる！！
テヒョンでいいよ。
1歳しか違わないんだし！ね？」
子どものように無邪気な笑顔でそう言われれば、断ることはできない。
『分かりました。』
TH「その、敬語もいらないよ！！
俺たち友達なんだし。」
『分かった・・・テヒョン。』
TH「バッチリ！」
テヒョンの笑顔はなんとなく、断れないほどの純粋さや幼さが混じっていて、その隣に立つ不機嫌な男の視線を感じても首を縦に振ってしまう。
JK「はぁ。まぁ、俺の大切な人が大切な人と仲良くなるのは嬉しいことですね。
けど、Aに手を出したら、ぶっ飛ばすだけではすみませんよ。」
TH「任せて！！清らかな関係でいようね！」
清らかな関係って・・・。
どうしてこの人達は、難しい日本語をたくさん知ってるんだろう。
この人達に日本語を教えたナムジュニヒョンさんは、何者だろうか・・・。
2人とユンギさんに手を振って、カフェを出る。
私は手を振るテヒョンの無邪気な笑顔に完璧に騙されていた。
そして、事件は起こった。
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ヤンコチペン - コメント失礼します！ ここから、ぐく氏たちはどうなっていくのか、気になってきました！笑 素敵な作品をありがとうございます！！応援しています！ (2023年4月6日 23時) (
レス) @page49 id: 257e9ab930 (このIDを非表示/違反報告)
狐兄弟 凌 - 後々グクたちは離れてしまうのかとかめっちゃ気になります！！くっつきグクさん可愛い！面白かったです (2019年11月2日 9時) (レス) id: 7d3711d128 (このIDを非表示/違反報告)
カナタ(プロフ) - はじめまして^^一気読みさせていただきました！凄く面白いです！一途に想い続けてくれるJKにキュンキュンさせられっぱなしでした(笑)続きも楽しみにお待ちしております！頑張ってください！ (2019年10月21日 18時) (レス) id: 3fc92ffbb1 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：まゆう
| 作成日時：2019年10月21日 0時
