抱きつき枕。 ページ3
JK「A、寝るよ。」
『えー、もうちょっと!』
JK「だーめ!!明日も撮影でしょ!
夜更かしは肌の敵!」
『え、ちょ、うわっ!!!』
リビングでテヒョンイオッパとゲームをしていたのだけど、グクに肩に担がれる。
TH「わぁー。」
『わぁーじゃない、わぁーじゃ!!
ちょっと、これ怖い!!下ろせ、筋肉うさぎ!!』
JK「じゃ、テヒョンイヒョン、おやすみなさい。」
『まだテヒョンイオッパとゲームするー!』
JK「うるさい。」
私と同室のグク。
練習生の時からずっと、一緒のグク。
別に先に寝れば良いのに、グクは必ず自分が寝る時に私もベッドに連れていき、一緒に寝ないと気が済まないらしい。
私は抱き枕か!!
元々は一応男女だからと、ベッドを2個置いていたのに、ある日仕事を終えて宿舎に帰ると、その2つのベッドは捨てられ、グクが自分のお金で買った大きなベッドが1つだけ置かれていた。
私が仕事でグクが休みという貴重な1日を狙っての計画的犯行だ。
その日から、私はこの暴君の抱き枕となった。
JK「ほら、寝るよ。」
さきにベッドに寝転んでいるグクが自分の隣をポンポンと叩いて、早く来いと圧力をかけてくる。
『あー、はいはい。』
隣に寝転べば、グクの腕と足によってがっちりとホールドされる。
寝にくいなぁ。
グクから寝息が聞こえてくる。
私もその寝息を聞いているうちに、眠くなってきて目を閉じた。
そんなある日。
『え?実家?』
JK「うん。釜山に帰ってきます。
明後日には帰って来ると思います。」
なんだって?グクが釜山!?
TH「へぇー。珍しいね。」
JM「楽しんでおいでね。」
JK「A、寂しいと思うけど、良い子にして待っててね。お土産ちゃんと買ってくるからね。」
『いやいや、寂しくないよ。
子ども扱いしないでよ。ちょっとだけ早く生まれただけじゃんか。』
大きな黒いリュックを背負ったグクが、私を何度も見ながら渋々宿舎を出る。
寂しいのはグクじゃんか。
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まゆう(プロフ) - 七瀬さん» ありがとうございます!!凄く嬉しいお言葉を!!( .. )これからも、よろしくお願いします!本当に、幸せをありがとうございました! (2020年1月24日 1時) (レス) id: c199fca4fa (このIDを非表示/違反報告)
七瀬(プロフ) - まゆうさんの作品大好きなんです!いつも楽しく読ませてもらってます( ´ ▽ ` )無理のないよう自分のペースで更新頑張ってくださいね!応援してます! (2020年1月23日 23時) (レス) id: 4903782791 (このIDを非表示/違反報告)
まゆう(プロフ) - 七瀬さん» ご報告、ありがとうございます!偶然似ているだけということを願います! (2020年1月23日 22時) (レス) id: c199fca4fa (このIDを非表示/違反報告)
七瀬(プロフ) - まゆうさんの作品に似た作品を見つけました事をご報告します。 (2020年1月22日 23時) (レス) id: 4903782791 (このIDを非表示/違反報告)
まゆう(プロフ) - ソラさん» ご指摘ありがとうございます。韓国の発音で言えばそうなのですが、聞いた感じというところで、同じだねとしています。主人公のチョンはグクと同じチョンだと思っています!なので、最初のペンblogでは、2人をチョンズのくくりにしています。分かりにくくてすみません。 (2019年12月31日 10時) (レス) id: c199fca4fa (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:まゆう | 作成日時:2019年10月13日 12時