46.【JN】 ページ47
僕のことを好きだと言ってくれたけど、僕はその気持ちに答えられないことは何度も伝えた。
それでも彼女は諦めずに、僕のことを好きだと言った。
好きな人ができたら別れる。だから、それまでは彼女にならせて欲しい。
泣きながらそう言った彼女を僕は結局、突き放せなかった。
僕は好きになることはないと伝えた上で、僕に好きな人が出来るまで、付き合うことにした。
最低だと思う。でも、泣く彼女とあの子が重なったんだ。
チェヨンといる毎日は、普通に楽しかった。
付き合ったことなんてないから、恋人がいるってこんな感じなんだぁと新鮮だった。
けど、やっぱり、キスしたいとは思わないし、抱きしめたいとも、抱きたいとも思わない。
いつか、こんな関係やめないといけない・・・けれど、一緒にいることで生まれてしまった情は、彼女を簡単に突き放すことができなかった。
そして、あの日。
急に、彼女が実家に来ないかなんて言った。
彼女の実家はご両親は単身赴任でおらず、妹と弟の二人暮らしらしい。
しばらく会ってなくて、心配だからついてきて欲しいということだった。
彼女について行き、彼女の妹を見た瞬間、時が止まったように思った。
そして、名前を聞いて確信した。
あぁ、なんでこんな再会なんだろう。
なんで、君は、彼女の妹なんだろう。
ずっとずっと、会いたかったのに、今すぐにでも抱きしめたいのに、それができないのは、僕が君のお姉さんの彼氏だから。
僕がオッパと呼んで欲しいと言えば、可愛い声で照れながら、ジニオッパと呼んでくれた。
あの頃と同じ。
僕を救ってくれたあの頃のAと同じ。
僕は欲張りだから。
Aに会いたくて、何度も会いに行った。
知れば知るほど、今のAを大好きになった。
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SIN-KYO - 主人公のツッコミが面白くて好きです笑更新楽しみにしています！ (2019年10月8日 5時) (
レス) id: 467b8a1d7b (このIDを非表示/違反報告)
まゆう(プロフ) - Pちゃん（）さん» 教えて頂きありがとうございます。その間違いはないよう何度も確認したのですが、見落としてしまっていたようです。今後ないよう、より一層確認を強化します。 (2019年10月7日 6時) (レス) id: c199fca4fa (このIDを非表示/違反報告)
まゆう(プロフ) - 凪沙さん» ありがとうございます！凄く嬉しいお言葉を・・・。今以上努力しますので、これからもよろしくお願いします！ (2019年10月7日 6時) (レス) id: c199fca4fa (このIDを非表示/違反報告)
Pちゃん（）(プロフ) - ぐぅがジンのことジニオッパって言ってますよ、、、ヒョンですよ、。 (2019年10月7日 0時) (レス) id: 00ec3437ee (このIDを非表示/違反報告)
凪沙(プロフ) - 今まで読んだソクジンの作品で一番面白いです!!これからも更新楽しみにしています~~~ (2019年10月6日 22時) (レス) id: 8438ae182e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：まゆう
| 作成日時：2019年10月5日 9時
