オンニの彼氏。【JN】

37. ページ38

確かに、このコンビニは駅から私の家までの間にあるし、そんなに離れていないからこんなにぬるくなることはない。


買ってからの間に何か・・・





“テヒョンが良い気がしないよな”




まさか、あの時のキスを見られた！？




あの場所は、コンビニから私の家までの間にある。


オッパが見ていたとしても不思議じゃない。




『どうしよう・・・オッパ、私とテヒョンが付き合ってるって勘違いしてる。
テヒョンがオッパと私が会うの嫌だからもう会わないって言われたんだと思ってる。

違うのに・・・』




私はオッパの後を追いかけようとする。


しかし、グクに腕をつかまれ、止められる。




JK「もう、諦めるんでしょ？
それなら、勘違いされたままでいいじゃん。
ヒョンがどう思っていようが、関係ないよね？」




グクの言う通りだ。


もう、会うことも無いのだから、勘違いされていたって、もうどうでも良いこと。


むしろ、家に来ないでっていう口実になって良かったのかもしれない。






テーブルの上を見れば、私の好きなジュースやお菓子がたくさん置かれている。


オッパが私の為に買ってきてくれたんだ。


今日もこれ食べながら一緒に遊ぼうって来たのかな。





ジニオッパの嬉しそうな顔が浮かぶ。


今までが楽しかったから。


とても幸せな思い出ばかりだから。









こんな終わり方はしたくない。

38.→←36.

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す