役立たずのポンコツヌナ２【JK】

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JM「僕も、少しだけAと電話したよ。」


TH「はぁ？なんで、マウントとってくるの！？ジミン！？」


YG「クオズ、喧嘩するな。
ほら、そろそろ着替えてメイクしろ。」





今日はコンサート。


今日からツアーが始まるのだ。




そんな大切な時期に問題を起こしてしまい、本当に申し訳ない。


私がいない間、リハーサルだの最終調整だの、一番大切で大変な時期だったから、私の分まで働いてくれたジノ先輩に感謝だ。






JO「A、もう、どこにも行くなよ？」


『・・・・それは告白ですか？』


JO「違うに決まってるでしょ。
どれだけ大変だったか。」



『すみません・・・その分、これから頑張ります！』






メンバーがそれぞれ準備を始める。







ジノ先輩と私は一緒に今日のタイムスケジュールの最終確認を行う。





JO「開演前、ステージ入りする時、メンバーを楽屋まで呼びに行ってくれる？」


『はい。』





わぉ、なかなか重要な役目だ。私は間違えないように、ステージ入りの時間をペンで大きく自分の手の甲に書いた。




これだけ大きく書けば、間違えないだろう。






JO「じゃあ、僕は打ち合わせしてくるね。」




『分かりました。
私はメンバーと楽屋で待機していますね。』





楽屋へ行くと、メイクを終えたメンバーたち。


ご飯を食べたりするから、衣装にはまだ着替えていない。







JK「ヌナ、こっち来てください。」



ジョングクが手招きしている方へ近づくと、手に持っているスナック菓子を口につっこんできた。



『うぐっ、』




JK「俺のバナナキックを分けてあげます。」




ニコニコしてるけど、突然突っ込まれた私は若干苦しいぞ。




JK「まだいりますか？」


『いや、ジョングクのが無くなるからいいよ。』


JK「ヌナにならあげます。」


TH「じゃあ、俺にも頂戴よ。」


JK「絶対嫌です。」


TH「贔屓だ。A贔屓だ。」





唇を突き出してふてくされているテヒョン。





これが、数時間後にはARMYをキャーキャー言わせるほどの色気駄々洩れ男に化けるんだもんな。




こんなに可愛いのに。


私はスタッフ用のカメラで不貞腐れたテヒョンを撮る。







TH「それどうすんの！？」


『公式SNSにでも載せようかなと。』


TH「もっとかっこいい俺を載せてよ。」


『可愛いテヒョンだって、ファンには需要が高いんだから。』

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