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最初からそのつもりで来ていたらしい。
計画的犯行だ。
ジョングクがお風呂に入っている間にスマホを確認すると、ソクジニオッパからメッセージが来ていた。
“ジョングクがそっちに行ったみたいだから、今日は辞めておくね。
よく分からないけど、ジョングク、何か抱えてるみたいだから、よろしくね。”
何でもお見通しか、このオッパは。
確かに、ジョングクは何かしらを抱えているみたいだけど、本人がそれを隠そうとしているのだから、無理に聞き出そうとも思わない。
一緒にいることで、少しでもジョングクの気持ちが軽くなればいいな。
JK「ヌナ〜、先にお風呂ありがとうございました。」
濡れた髪をタオルで拭きながらやって来るジョングク。
ジョングクと一晩を共にするのは、宿舎で一緒に生活をしていた頃以来。
こいつ、こんなに色気凄かったっけ？
JK「・・・ヌナ、顔真っ赤ですよ？」
ニヤリと笑うジョングクの背中をバシッと叩いてやる。
『うるっさい！！私もお風呂に入って来るから、先に寝てていいよ。』
JK「やですよ。
ヌナが上がるまで起きてます。
６年ぶりに一緒に寝るんですから。」
『・・・まさか、同じベッドで寝ようと？』
JK「むしろ、それ以外の選択肢があることに驚きなんですけど？」
『ジョングクはベッドで寝て？
私は、ソファで寝るから。』
JK「俺がそれで納得すると思います？逆に。」
『・・・・無いね。』
JK「一緒に寝るの、楽しみにしてます。
だから、さっさとお風呂入りやがれです。」
どんな言葉遣いだよ。
お風呂からあがり、髪を乾かして部屋に戻ると、ジョングクがベッドの上でスヤスヤと寝息をたてていた。
かなり疲れていたのだろう。
年々踊りもハードになっていっているし、センターの多いジョングクは、それだけ歌うパートも多くて負担も大きいだろう。
それを、このマンネは、デビューしてずっと抱えてきたんだ。
凄いよ、ジョングクは。
私と一緒にいた頃のジョングクとは別人みたい。
あの頃も、ジョングクは凄かったけど。
あの頃とは変わらないジョングクの幼い寝顔に少しだけ安心して、髪を少し撫でてみる。
いつからだろう。
ジョングクに対して、泣きそうで、あたたかくて、苦しくて、心地よくて、辛くて、愛おしい。
そんな感情を抱いてしまったのは。
やっぱり私は、ポンコツマネージャーだ。
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ガンちゅう(プロフ) - 更新が楽しみすぎます！ (2020年6月12日 23時) (
レス) id: cacb4f2dd6 (このIDを非表示/違反報告)
1003 Nina(プロフ) - 更新が待ちきれません！仕事が手につきません！今後の展開が楽しみすぎて何度も最初から読んでしまいます!!! (2020年6月10日 21時) (レス) id: 6627f3e1a1 (このIDを非表示/違反報告)
よる(プロフ) - 展開面白すぎ！！！！！！これからも応援してます！！！！！ (2020年6月10日 16時) (レス) id: b117263756 (このIDを非表示/違反報告)
baepehi(プロフ) - 天才ですか、、、、更新楽しみにしています！！！ (2020年6月10日 13時) (レス) id: 2475336dba (このIDを非表示/違反報告)
はしメイ(プロフ) - あぁそうだった。誘われて入ったんだった。。。そうじゃん(ノД`)失念してました (2020年6月10日 11時) (レス) id: 3deb5fbbfa (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：まゆう
| 作成日時：2020年6月6日 21時
