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「いやぁ、俺、この子タイプなんだよね。一番にやっていい？」
「好きにしろ。俺は後でたっぷり楽しませてもらうから。」
この人たちが何の話をしているかは、ある程度想像できる。
どうやら、壊されるというのは、物理的にではなく、精神的にということだろうか。
『触らないで！！！』
私は、近寄ってきた男たちから逃げようとするが、すぐに体を拘束される。
1人の男に後ろから両手を掴まれ、目の前には舌なめずりをする男。
私に触っていいのは、オッパだけだ。
涙が滲んでくる。
怖いというより、気持ち悪さと悔しさで胸が潰されそうになる。
こんな奴らに触られるのは嫌だ。
顔を逸らすが、顎を掴まれて顔を男の方に向けられ、強引に唇を塞がれる。
オッパとのキスとは違って、ただただ気持ち悪さしか感じない。
こんなのはキスではない。
私は唇を固く閉じて、必死に耐える。
「そんなに怖がらなくたって、すぐに気持ちよくなるよ。」
なるわけがない。私はオッパにしか感じない。オッパしか、もう、無理だ。
「じゃあ、俺はユナちゃんに楽しませてもらおうかな？」
もう１人の男は、ユナさんの腕を掴んでいる。
YN「はっ！？話が違うじゃない！！」
「俺はユナちゃんが好きで好きでたまらないんだよ。
何もなしで、ボランティアでこんな犯罪じみたこと、するわけねぇだろ？」
いや、犯罪じみたっていうか、ガッツリ犯罪ですけど。
YN「離してよっ・・・」
ユナさんの叫び声が倉庫に響く。
「あれ？キミ、もう抵抗しないの？まさか、キスに感じちゃった？」
『そんなわけないでしょ？
あんたたちのキスなんて、犬とかとするそれと一緒です。』
私は目の前の男の額に思い切り頭突きをする。
「いった・・・こいつ、何するんだよっ。」
思いきり顔を叩かれる。私だって、頭突きしたおでこがズキズキしているのに。
先程からどいつもこいつも・・・人の顔を叩きやがって。
YN「やだ、やだっ、離してよっ！！！」
泣き叫んでいるユナさん。
自分で蒔いた種なのに。
あぁ、もう・・・・・・・ほんと、むかつく。
『その人には手を出さないでください。』
震える声になってしまったけれど、それでも私は、こんな男たちに負けたくない。
そして、相手がどれだけ憎かろうが、人が傷つくのを見たくない。
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りぃ - ああ涙が止まらないよおお(;;)勿論グクと○○ちゃん結ばれてよかったんだけどジミンが記憶戻ったところ大泣きしてしまったー！！（ ; ; ）よかったほんとに、、！！今まで読んできた小説でいちばんです！ (2021年5月2日 18時) (
レス) id: 6a137e9fb7 (このIDを非表示/違反報告)
chan(プロフ) - 泣きました。作者さん最高です！ (2021年4月22日 0時) (レス) id: 13c40b890a (このIDを非表示/違反報告)
わたし。(プロフ) - ジミナー！って色んな涙が出ました！ (2021年4月1日 22時) (レス) id: 373e34b3f9 (このIDを非表示/違反報告)
ありす(プロフ) - 今まで色んな小説を読んできてこんなに心が揺さぶられた小説は初めてでした！！！！本当に本当に面白くて読んでる最中は凄く泣けてきて本当にこの小説に出会えて良かったです！！！！！ (2021年2月7日 12時) (レス) id: e88d06d936 (このIDを非表示/違反報告)
miki-miki(プロフ) - まゆうさんのお話を読み始めてから他の事が一切できなくなりました…。面白すぎて読み終わるまで何も手にくださいつかないです…。全ての作品を読み終わる頃には、廃人になってしまいそうです…w感想沢山食べありますがとても語りきれないので最高でした！！とだけ…！ (2020年10月4日 16時) (レス) id: 969190ed48 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：まゆう
| 作成日時：2020年2月14日 23時
