玩具箱の中の天使。 ページ33
残るのはジョングクくんだけとなった。
６人であちこち探すけれど、見つからない。
JM「いないねぇ。いないねぇ。ぐく、いないねぇ。」
TH「いないねぇ。ぐく、いえにかえったのかな。」
『いや、さすがに帰ってないと思うよ。』
それにしても、本当にどこに隠れたのかな？
さすがのソクジン先生も検討がつかないらしい。
いくら探しても出てこないので、焦り始める。
本当に、園外まで出て行っていたらどうしよう！！！！
でも、そうなれば。ユンギさんが気付いているはず。
ユンギさんの事務机の上には、保育園の門のところにある監視カメラの画像が見れるようになっているし、門を誰かが開けた時には音が鳴るようになっている。
保育園内にいるのは確実だ。
HS「みんなのへやはさがしたの？」
『あそこは、先生が数を数えていた場所だから、いないと思うよ？
みんな部屋から出て行ったし。』
NM「でも、あとさがしていないのは、あのへやだけだよ？」
JN「そうだなぁ。灯台下暗しって言うし。行ってみようか。」
みんなで保育室に戻る。やはり、ジョングクくんはいない。
TH「はっ！！！！」
テヒョンくんが、何かに気付いたように、駆け出す。
そこは、大きめのおもちゃ箱。不透明なので、中身は見えない。
けれど、その中には玩具が入っているから、その中に入れないと思うの。
テヒョンくんは目を輝かせながら、ここだよって蓋を開けた。
すると、中にはジョングクくんがいた。・・・・・しかも、気持ちよさそうに寝ている。
JN「あぁ。僕たちがこの部屋を出て行ったあとに、この部屋に隠れに来たのかもしれないね。」
JM「ぐぅくー！おきてぇー！！」
ジミンくんがジョングクくんの体を揺さぶる。
JK「んんぅ・・・・。」
小さな可愛い声を漏らしながら、目を開けるジョングクくん。
JK「あれ？ここどこ？・・・・・はっ！！かくれんぼ！！」
『ジョングクくん、こんなところに隠れてたんだね。』
NM「みつからないから、ちょっとだけしんぱいしたよ。」
ナムジュンくんがそう言えば、まだ眠そうに目を閉じながらふにゃりと笑うジョングクくん。
そして、
JK「ごめんしゃぁ〜い！！」
と、首を傾けながら言う。
何、この天使は。
ソクジン先生なんて、いつも持ち歩いているカメラでパシャパシャと写真を撮っている。
防弾保育園のかくれんぼ大会は、ジョングクくんの圧勝で幕を閉じた。
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SALAN - ユンギ先生の『メアリー』に爆笑しましたwこういう保育園があったらすぐに行きたいです！(中学生) (2020年9月29日 0時) (
レス) id: 5d025d1352 (このIDを非表示/違反報告)
にこ - なんか謎に母性本能が働きますね(？)笑 自分のこと、ぐくってぐくが言よるんが可愛いです (2020年8月15日 15時) (レス) id: ca2700ca3f (このIDを非表示/違反報告)
ぐぅにむ推ーarmyー - ジン先生って実際に呼んでみたいし、好きな人を侮辱されて、って言われてみたいです。とにかく子供達はかわいいわ、先生たちはかっこいいわ。素晴らしいですね。この小説の次回楽しみにしてます。まゆうさんもどうか体には気をつけてください。これからも応援してます。 (2020年3月27日 1時) (レス) id: 6734aceaf1 (このIDを非表示/違反報告)
Karasuhage(プロフ) - 次のお話楽しみにしています！ (2020年3月18日 11時) (レス) id: 63ff52919f (このIDを非表示/違反報告)
ままま(プロフ) - 「ソクジン先生大好きです。」のお話で1箇所「ジョングク先生」になってるところがありました。とてもキュンキュンしているのでこんなお話を考えてくださりありがとうございます。 (2020年3月16日 2時) (レス) id: df38e871d1 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：まゆう
| 作成日時：2020年2月6日 23時
