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JK「・・・泣かないでよ。
僕はAの涙は見たくないんだ。」
オッパは小さく溜息をつき、私の頭を撫でる。
JK「ごめん。少しだけ言い方がきつくなったね。
でも、怒っていないのは本当だから。
帰ろう？」
オッパは私の手を引いて歩き出す。
いつもは手を繋がないのに、こういう時に手を繋いでくるのはずるい。
もう、何も言えなくなる。
JK「勉強もいいけど、しっかり寝るんだよ？
体調崩しちゃうからね。
無理だけは絶対しないでね？」
家の前に着くと、繋いでいた手を離し、私の頭を撫でながらそう言うオッパ。
『大丈夫ですよ。
オッパこそ。しっかり休んでくださいね。』
JK「・・・うん。」
『私のことなんて一旦忘れて、ゆっくり休んでください。』
そう言えば、オッパは眉間にしわを寄せる。
JK「・・・は？それって、」
JM「あ、Aと先生だ。」
隣の家からジミンが出てくる。
手には紙袋が握られている。
『ジミン！どうしたの？』
JM「お母さんたちが旅行に行ってきたから、そのお土産をAの家に持っていくところ。
なんか、邪魔しちゃった？」
気まずそうに首を傾げるジミン。
『いいや、大丈夫だよ。
それでは先生！また、試験後に会いましょう！
って言っても、学校で毎日会うんですけどね。』
JK「・・・うん。」
未だに不服そうな表情のオッパだけれど、これ以上一緒にいれば、離れるのが辛くなる。
私はジミンの背中を押して、自分の家へと入る。
JM「どうしたの？」
『あ、いや・・・何も。』
JM「何もっていう顔してないでしょ？
また、泣いてるし。
ほら、Aの部屋へ行こう？聞くよ、話。」
ジミンとは家が隣通しで、本当の兄弟のように小さい頃から一緒に育ってきた。
お互いの部屋に行き来することは日常茶飯事だったし、お互いの家族もそれを当たり前のように思っている。
JM「で、どうしたの？」
私の部屋に入り、向かい合って座るジミン。
『しばらく、個人授業はお休みすることにしたの。
ジョングク先生、試験問題作ったり授業の準備したりして大変だから。』
JM「・・・それ、ジョングク先生が言ったの？」
『いや、私から申し出た。
ジョングク先生の負担になりたくなかったから。
でも、それで、ジョングク先生、怒ったようになっちゃって。
私はまた、ジョングク先生に余計なことを言っちゃったのかな。』
話していて、涙が溢れてくる。
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(名前)れな(プロフ) - もーほんとに大すきなんです（涙）この作品に出会えて本当に私は幸せです. 生きる活力になってます！続きが楽しみすぎて続きを妄想してます笑笑 まゆうさんに、感謝しかありません、ありがとうございます、大好きです、愛してます、 (2020年1月29日 18時) (
レス) id: 88f8847ca6 (このIDを非表示/違反報告)
kanna - だぁぁぁ！！このお話好きすぎて星がいくつあっても足りません！毎回読む度に1番右のお星様を押させていただいています…が数が変わらないのです。ヽ(；▽；)ノでもこのお話ホントに大好きです(((o(*ﾟ▽ﾟ*)o)))これからも更新頑張って下さい！笑 (2020年1月27日 16時) (レス) id: c6dd1df907 (このIDを非表示/違反報告)
まゆう(プロフ) - Pちゃん（）さん» ありがとうございます！訂正しました。 (2020年1月25日 8時) (レス) id: c199fca4fa (このIDを非表示/違反報告)
Pちゃん（）(プロフ) - 71話72話73話なのに71話23話73話になってます！ (2020年1月25日 0時) (レス) id: 00ec3437ee (このIDを非表示/違反報告)
名無し81828号(プロフ) - 今読んでるお話でダントツで面白いです！！ジョングク先生とのきゅんきゅんな日々楽しみにしてます！！更新頑張ってください！！楽しみにしてます！！ (2020年1月20日 23時) (レス) id: 4b9ea0e9ec (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：まゆう
| 作成日時：2020年1月14日 23時
