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JN「不安に思うことがあるなら言って?」
『・・・私はオッパが好きです。だから欲張ってしまうんです。
ずっとずっと、オッパと一緒にいたいと。』
私のこの心のモヤモヤを簡単に言うなら、そういうことだろう。
オッパとの未来を不安に思う。
不安に思ってしまうのは、自分に自信がないのと、オッパのことが好きで好きで仕方がないから。
JN「じゃあ、僕の方が欲張りだね。
Aのことを一生離すつもりがないからね。
そんなに不安なら、Aの中の不安が無くなるまで、僕の想いがどれだけ本気かを分かるまで、僕はAに愛をぶつけようかな。」
『愛をぶつけるなんて、凄い言い方ですね。』
JN「Aの心の中を僕で満たしてしまえば、不安な気持ちもなくなる?」
首筋にそっとキスをする・・・と思いきや、チクりと小さな痛みがはしる。
『っ・・・何するんですか?』
オッパは私を見てニコッと笑えば、すでにオッパせいではだけている胸元にも同じように赤い印をつける。
『くすぐったいです・・・』
JN「まだまだ・・・僕の愛はこんなもんじゃないよ。」
首筋、胸元、お腹、太もも・・・と、いたるところに赤い印を次々つけていく。
少しずつ敏感になっていく私の体は、オッパの唇が触れるだけで小さく震える。
JN「可愛い。」
満足そうに目を細めるオッパ。
自分の体は見えないけれど、おそらく、体中にオッパのつけた跡がある。
JN「ねぇ、僕にも、つけてよ。」
『え、私がですか?』
JN「うん。他に誰がつけるのさ。
僕はAだけのものだよ。
その証につけて欲しいんだ。」
オッパは自分の首筋を指さす。
『そこは服を着ても見えてしまうから嫌です。』
JN「じゃあ・・・」
服を脱ぎ捨てて、鎖骨のところあたりを指さす。
私は恥ずかしい気持ちを押さえながら、そこにカプリと吸い付く。
唇を離せば、そこには赤い印ができあがっていた。
JN「僕はAのもの。誰が何と言おうとね。
一生、Aから離れるつもりはないから覚悟してね。」
先ほどまでの不安な気持ちは嘘のように無くなる。
相変わらず、自分に自信はないけれど、私はオッパと一緒にいたい。
誰が何と言おうと、私はオッパの彼女だ。
JN「っ・・・A・・・、」
余裕の無さそうな表情で私を見つめてくるオッパ。
更に余裕のない私は、彼を見つめ返すことで、返事をする。
JN「愛してるっ・・・」
私も愛してます。
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作者名:まゆう | 作成日時:2019年12月9日 0時