63.【JK side】 ページ14
『そういえば、名前は？』
JK「チョン・ジョングクといいます。」
彼女は大きな瞳を見開き、一瞬驚いたような表情を浮かべる。
『わたし、チョン・マキです。
同じですね。』
JK「ほんとうだ！
奇遇ですねぇ。」
『これからよろしくね、ジョングクくん！』
JK「よろしくお願いします、マキヌナ。」
ヌナとはすぐに仲良くなった。
僕らの上は４０歳・・・とかで年が結構離れているので、僕とヌナで一緒にいることが多く、昼休憩はいつも一緒だったしよく呑みにも行った。
そしてその中で知ったのが、ヌナには高校の時から付き合っている彼氏がいるということ。
初めて知った時はかなりショックだった。
結構ヌナのこと好きだったし。
それでも一緒にいたいから、気持ちを心に封じ込めて応援するしかなかった。
一緒にいればいるほど好きな気持ちは大きくなっていったが、同時にヌナと彼氏の仲も深まっていった。
そして出会って４年・・・僕が24歳、ヌナが26歳の時、ヌナは結婚した。
結婚式にまで呼ばれて行った僕は、かなりの勇者だと思う。
表面上では笑顔で彼女の結婚を祝福したが、心の中ではさすがに祝福なんてできなかった。
もう、ヌナのことはきっぱり諦めて次に進むしかない・・・そう思っていた。
しかし、結婚してからのヌナは幸せ・・・ではなく、むしろ辛そうだった。
いつも笑顔で、笑顔が１番の長所であるヌナが作り笑いになっていった。
いつも一緒だった僕がその変化に気づかないわけがない。
昼休憩の時に思い切って何があったのか聞いてみたが、彼女はなんでもないよ・・・と笑って答えた。
その作り笑いの原因が知りたいんだよ。
そしてある日、サラサラだった長い髪はショートボブになり、真っ黒だった髪は茶髪へとなっていた。
“付き合う前なんだけどね、テヒョンが綺麗な髪だねって褒めてくれたの！だから、それ以来髪は伸ばしてるの”
嬉しそうにそう話していたのに、なんで・・・？
ナチュラルだった化粧もどんどん濃くなっていった。
出会った頃とはまるで別人になっていた。
そんなの、なんでもない・・・で済ませられるわけがない。
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さあと(プロフ) - 楽しかっです。グクのたくらみがうまくいってよかった(^^) (2020年8月17日 0時) (
レス) id: ec1f7b1c32 (このIDを非表示/違反報告)
BTS taehyng - このお話すごく良かったです！ めちゃくちゃボロ泣きしました！久しぶりにこんな泣きましたwまた思い出すだけで涙が出てきそうです。甘酸っぱい様な悲しいような、、、、、でも最後はグクとくっついたので良かったですが記憶の所がやっぱり悲しかったですね笑 (2020年2月19日 0時) (レス) id: e80d337afd (このIDを非表示/違反報告)
ひなぴ〜♪ - 私もジンとグクおしなんです！！ 次の小説は、ジンメインがいいです！！また、今回の小説面白かったです！ これからも頑張ってください！！ (2019年11月16日 8時) (レス) id: 26489886b1 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：まゆう
| 作成日時：2019年11月13日 10時
