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あれから楽しくお酒を飲んでいると雰囲気も相まって皆それなりにアルコールが回っているようだった
その時ふと前に宏太朗くんと話した叔母のハンカチの事を思い出し話題に触れた
貴方「そうだ、この前叔母に会って宏太朗くんがロゴを気に入ってくれたって話をしたら凄く喜んでたよ!」
西山「本当?良かった!だってまじで可愛いもんあれ!」
貴方「可愛いって言って貰えて私も嬉しいよ笑」
花江「なになに何の話〜?」
西山「Aの叔母さんデザイナーやってるらしくてAが小さい時に生み出したキャラクターをリメイクして小物とか作ってるんだって!」
増田「へ〜、凄いな!」
貴方「リメイクといいつつほとんど修正してもらったから私が生み出したとは言えないんですけどね!笑、ただ子供の時にたまたま描いた絵を気に入ってくれて!」
花江「へ〜!販売もしてるの?」
貴方「そのキャラクターが描かれてる物は販売してないんだ、叔母が趣味でハンカチやポーチを作った時に使われてるくらい!」
いくら叔母が可愛くリメイクしてくれたとはいえこんな変なキャラクター売れないと思うし…笑
一応考案者は私になるから売り物になれば嬉しい事に変わりは無いけど!
せっかくなら見てもらおうと宏太朗くんにも見せたオリジナルのハンカチを鞄から取り出した
貴方「このウサギなんだけどね笑」
花江「え、可愛いじゃん!売ってないの?勿体ない!」
貴方「いやいや!本当に子供の時に適当に描いたものだから!笑」
西山「でもヒゲを生やしたウサギがサングラスを掛けてるなんて面白いしワイルドでいいと思うな〜笑」
思った以上に褒められて照れくさいけど凄く嬉しかった
まあこのハンカチを作ったのは叔母だし私は本当に何もしてないんだけどね笑
その時、突然腕を掴まれて驚いて顔を上げると増田さんがなんだか焦りと戸惑いのある表情で私を見つめていた
増田「それって本当にどこにも売ってないの?」
貴方「は、はい」
増田「そのハンカチって他に誰か持ってる?」
貴方「え?えっと…親戚は何人か…」
増田「女の子で持ってる子いない?Aちゃんと同い年くらいで!」
貴方「それはいない…かな?」
あまりの勢いに私も戸惑っていると増田さんは今度は真剣な面持ちで口を開いた
増田「Aちゃんって昔事故にあった男の子を助けた経験…ある?」
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はっとり(プロフ) - 紅狼鬼さん» 荒らし困りますよね💦そんな風に言って貰えるなんて光栄です、、!今後ともどうぞよろしくお願いします!! (6月1日 3時) (レス) id: 623881151d (このIDを非表示/違反報告)
はっとり(プロフ) - iHaruさん» ありがとうございます!嬉しいです😭移行後もぜひよろしくお願いします! (6月1日 3時) (レス) id: 623881151d (このIDを非表示/違反報告)
紅狼鬼(プロフ) - 初コメ失礼します!私も荒らされて消した過去がありますので…お気持ちわかります。一言だけすみません。……天才でしょ!!いや、もう好き。大好きです!♡ (5月31日 21時) (レス) @page50 id: a604fe2f52 (このIDを非表示/違反報告)
iHaru(プロフ) - 初コメ失礼します。最近見つけたのですが作者様が天才的すぎて…!たまにしか見られませんが移行後も楽しみにしております! (5月24日 11時) (レス) @page50 id: 26bfa8d96c (このIDを非表示/違反報告)
はっとり(プロフ) - 鈴蘭リンドウさん» ありがとうございます〜!😭移行後も楽しく読んで貰えるように頑張ります!! (5月21日 1時) (レス) id: 623881151d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:はっとり | 作成日時:2023年1月23日 21時