二度目の初恋【増田俊樹】

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それからそのまま流れのせいか何故か私の過去の恋愛トークに…




江口「今までどんな人と付き合ったの？」

貴方「どんなと言われましても…普通の方です！ただ私あんまり長続きしなくていつも振られてました…笑」

西山「え！そうなの？」

貴方「毎回俺の事本当は好きじゃないでしょって…」

江口「それって増田くんの事が忘れられてなかったって事？」

貴方「否定はしません…」

江口.西山「「おぉ〜！！」」




何故か盛り上がる2人に恥ずかしさが頂点に達した
でもまあこういう話ってなかなかできる相手いないからちょっと楽しいかも…？笑




貴方「お2人はそういうお話ないんですか？」

江口「俺は今は特にないかな〜」

西山「僕もー。今は仕事が1番！そういえば事務所に呼ばれてたみたいだけどなんの話だったの？」

貴方「実は主演作品が決まって！」

江口「おぉ！おめでとう！」

西山「なんの作品！？」

貴方「少女漫画のヒロイン役に！それと実は男の子役が増田さんで…笑」

西山「えぇ！？なにそれ僕の方が楽しみなんだけど〜！」

江口「ひひひっ笑、なんかあるかもな〜」

貴方「なんにもないですから！」




仕事の話になってもすぐに恋愛の話に戻るな…笑
2人が楽しそうだからいいんだけどさ〜笑

その日は会話が弾み気がつけば遅い時間になっていた
そろそろお開きにしようと言う事で江口さんがお支払いをしてくれてお店を出た




貴方「江口さんありがとうございます、ご馳走様です！」

西山「ご馳走様です！」

江口「どういたしまして〜、Aちゃんも急な誘いだったのに来てくれてありがとうね」

貴方「こちらこそ楽しかったので誘ってもらえて嬉しかったです！また誘ってください！」

西山「だーますさんとの話沢山聞かせてね〜」

貴方「そ、それはお手柔らかに…」




声を出して笑い出す2人に私も楽しくなって笑ってしまった
今日はいい日を過ごせたな。またこうして楽しく話しながら食べたり飲んだりできたらいいな


いい気分で帰宅していると公園のベンチに座っている男性にのシルエットにまさかと思い恐る恐る近づいた




貴方「増田さん…？」




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