写真 ページ14
「チャンミン、ひとつお願いがあるの」
チャンミンの腕の中で顔を見上げると。
「なに？」って柔らかな笑顔とおでこにキスが降ってきた。
「チャンミンのね？写真…１枚だけ撮らせてくれない？」
「写真？」
君はアイドルだから…検索すれば嫌と言うほど画像が出てくるんだろうけど。
私だけしか知らないチャンミンが欲しくて。
「ダメ…かな」
きっと有名人はプライベートの写真とか慎重にならないといけないよね。
パパラッチとかに売られるかもしれないし。
そんなことしないけど。
「いいよ」
「え！？いいの？」
「撮りたいんでしょ？」
「そう…だけど…」
そんなあっさりＯＫが出ると逆に尻込みしてしまう小心者の私。
「ホントにいいの？マネージャーさんとかに叱られない？」
「なんでAさんと写真撮るのにマネージャーが関係あるの？」
「だって…」
「なんならヌードでも撮る？」
「えっ！？」
「冗談です」ってチャンミンは笑うけど、私は全然笑えません。
「それくらいAさんを信用してるってこと」
そう言って君はちゅっとキスをした。
「ズルい…」
「なんで？」
また私の方がもっとずっと君を好きになるから。
「じゃあさ、二人で撮ろうよ。それぞれの携帯で１枚ずつ」
「いいの？」
それこそ表に出たらダメなんじゃ…
「だから、信用してるって言ってるでしょ？」
チャンミンのおでこが私のおでこにコツンとぶつかって。
「あゃっ！？」
カプッと鼻先を噛まれた。
「じゃ、撮るよ？はい、キムチー」
チャンミンの合図で顔を寄せて笑顔を作って。
カシャッとシャッターが下りる瞬間…
「え…ちょ、チャンミン！今、頬っぺにキス！」
「うん、ほら見て。良く撮れてるでしょ？」
「う、うん…」
チャンミンが嬉しそうだから…いいのかな。
「次はAさんので撮ろう？」
「うん」
「じゃあ、いくよ？」
「うん」
「Aさん？」
「なに？」
「ほら」って自分の頬っぺたを突っついてる。
「私も？」
「当たり前です」
チャンミンの頬っぺたにキスをするとカシャッとシャッターが下りた。
「あともう１枚ちゃんとしたの撮りましょう」
そう言ってたのに結局１枚じゃ済まなくて。
「チャンミン…こんなにたくさんありがとう」
「どういたしまして」
携帯に『チャンミン』ってフォルダを作って保存した。
「これからもっと増やしていきましょうね」
「うん」
私も同じことを思ってたからそのひと言が凄く嬉しかった。
．
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檀(プロフ) - まゆまゆさん» まゆまゆさんコメントありがとうございます(*´ω｀*) 覚えたてですぐスイッチ入っちゃうチャンミンなんですけど(´∀｀;) ベビードールも当然スイッチ入りますけど(笑)少し回数減らした方がいいのかな…というのが今一番の悩みどころです(^_^;) (2017年12月4日 10時) (
レス) id: e20eacfe87 (このIDを非表示/違反報告)
まゆまゆ(プロフ) - あらあら。後でベビードール見て地団駄。「はぁ。なんで早く言いませんか？」って。準備できなかったのはチャンミンのせいなのに(笑)。で、またスイッチ入っちゃう感じ？ (2017年12月4日 1時) (レス) id: ed4a5e3eae (このIDを非表示/違反報告)
檀(プロフ) - ちゃみゅさん» ちゃみゅさんコメントありがとうございます(*´ω｀*) リアルにそんなチャンミン見られるなら少しぐらい寿命が縮んでも構いません(笑) この先もまたよろしくお付き合いくださいね。 (2017年11月13日 17時) (レス) id: e20eacfe87 (このIDを非表示/違反報告)
ちゃみゅ(プロフ) - マジで、リアルチャンミンのそんな姿を見てみたいですよ〜（≧∇≦） (2017年11月13日 15時) (レス) id: 58d29829e0 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：檀 | 作成日時：2017年11月13日 12時
