28(橙) ページ28
…
Aに近づいて、そっと肩に触れる
それと同時にビクッと肩が跳ね
俺を怖がるように見るA
また父親関係でなにかあったんだと確信した
俺を視界に入れたAはまた目に涙を溜め
俺に思いきり抱きついてきた
そんなAを抱きしめて床に座っているのでソファまで運んだ
再びAを抱きしめて分かったことは
Aの体が異常なほど震えていた
自分の服が濡れることよりもAが震えている理由を知りたかった
西「 落ち着いたら、話せるか? 」
そう聞けばコクっと小さく頷くA
背中をポンポンと優しく撫でる
いつもうるさいほど騒ぐAが
こんなになるとさすがに心配もする
この怯え方は前回よりも以上だった
その分心配にもなった
どうしてこの世界は
Aを怯えさせるものしかいないんだろうか
俺の彼女がこんなに怯える必要は、どこにもない
…
308人がお気に入り
この作品を見ている人にオススメ
「オリジナル」関連の作品
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
ru.(プロフ) - ちぃさん» そんなこと言っていただいて……。めちゃめちゃ嬉しいですッ!!新作も出すのでそちらでお待ちしてます(殴 (2019年2月15日 18時) (レス) id: 88d5918233 (このIDを非表示/違反報告)
ちぃ(プロフ) - 完結しちゃったんですね、、。いつも更新されるの楽しみにしてたので少し寂しいです(><) (2019年2月15日 7時) (レス) id: f8887301b0 (このIDを非表示/違反報告)
くま - ハラハラドキドキです!毎回更新楽しみにしてます!頑張って下さい (2019年1月14日 22時) (レス) id: 22bf9f330d (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:ru. | 作成日時:2018年9月11日 15時