麦わら一味の美少女天使７ (ページ5)

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次の日の朝

ゾロ「、、、」
ゾロが目を覚ます
目の前には、すぅすぅと可愛らしい寝顔で寝ているA
その顔は苦しそうでは無く、怖い夢は見ていないようで安心するゾロ

遠くの方でルフィの叫び声が聞こえる
おそらくもう朝食の時間で、自分達が来ないから食べ始めれないので呼んでいるのだろう

Aを起こそうか迷ったが気持ちよさそうに寝ているAを見ると
まだ寝かせてやりたいと思うゾロ

だがそろそろ誰かが起こしに来るだろう
そう思っているとコンコン、と扉をノックする音

ナミ「あんた達もう朝ごはんよ、起きてる？」
ゾロは扉の向こうにいるナミに聞こえるくらいの大きさの声をだしてしまうと、Aが起きてしまうと思い返事はしない

ナミ「ハァ、、入るわよ」
そう言ってナミは扉を開けて部屋に入ってくる

ナミ「あら、起きてたなら返事しなさいよ」

ゾロ「起きちまうだろ、Aが」
小さめの声で喋るゾロ

ナミ「もう朝なんだから起こしなさいよ」

ゾロ「昨日あんまり寝れてねぇんだ、寝かしてやる」

ナミ「、、、あんたまたAに無理させたの？あら？でも今回はつけなかったのね、首に」
Aの白い肌に赤い華が咲いていない事に気づくナミ

ゾロ「あ？ちげぇよ怖い夢見たとかで寝れてねぇんだ」

ナミ「そう、じゃあゾロだけでも食べに来たら？」

ゾロ「、、、見れば分かんだろ、動けねぇんだ」
そう言ってゾロはAの頭の下にある自分の腕を指さす

ナミ「そんなのどけれるでしょ」

ゾロ「、、、」
確かにこんなものすぐにどけられる、だが昨日Aは眠りにつく前に、
どこにも行かないでと言っていた。Aのお願いを聞かない訳にはいかないゾロ

ゾロ「こいつが起きるまで待つから先に食ってていい」

ナミ「ホントAには甘いわねあんた」
やれやれ、と言った表情でゾロを見るナミ

ナミ「まぁいいわ、早く来なさいよ」
そう言ってナミは部屋を出ていく