仙石忍『嫉妬』 ページ7
忍視点
「A殿〜！」
『忍くん！』
廊下を歩いているA殿に声をかける。
「どこへ向かってるんでござるか？」
『グラウンド！これから体育なんだ！』
「そうでござるか！拙者もグラウンド方面に用があるのでお供するでござる！」
『うんっ！』
二人並んで廊下を歩く。
…ふふ、青春っぽいでござる！
『ふんふんふんふ〜んふふ〜♪』
「ふふ、A殿、機嫌がいいでござるね？」
楽しそうな姿を見てると、こっちも楽しいでござる！
『ふふっ、そうかな〜？』
A殿に分かるように大きく頷く。
「鼻歌を歌って…しかも流星隊の曲！嬉しいでござる」
拙者も一緒に歌いたくなってきた♪
『テンション上がったときって流星隊の曲歌いたくなるんだよね〜！』
「…そう言ってもらえるのは、アイドルとしてとても嬉しいでござる…！」
流星隊の曲を口ずさんでる人たちを見ると、拙者泣きそうになってくるでござる…！
「今日は何かあるんでござるか？」
『うん！翠くんとショッピングモールに行くんだ〜！』
心がズキッと鳴る。
「翠くんと、2人で？」
『うん！』
A視点
『…？』
忍くん、どうしたんだ？あれからずっと黙って…。
グラウンドの前。
『…じゃ、ここでお別れだね〜』
「…あの」
『ん？』
やっと話してくれた……と思うと、忍くんは背伸びをして私の肩をつかむ。
『へ』
忍くんと同じタイミングで、ギュッと目をつむる…。
すると、一瞬…唇が重なった。
「…2人きりだと、拙者が嫉妬しちゃうでござる」
顔を赤く染めて、少し目をそらす忍くん。
かわいい……。
…でも
『……ごめん、忍くんの誕生日プレゼント……一緒に買いに行く予定で……』
『…鉄虎くんはもう買ったみたいだから…』
…このとき忍くんが見せた表情を私は忘れることができないだろう。
ー
忍くんが見せた表情は皆さんの想像におまかせします♪
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 361人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「あんスタ」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
かなで(プロフ) - 美月さん» 細かくリクエストありがとうございます！！！かなり遅くなるかもしれませんが頑張りますね！ (2020年6月26日 0時) (
レス) id: fe351c6673 (このIDを非表示/違反報告)
美月(プロフ) - 月永レオくんのは、幼い頃からずっと(革命時も)レオくんの隣にいて支えてる幼なじみの設定でお願いします! (2020年6月25日 22時) (レス) id: 001893ea4c (このIDを非表示/違反報告)
美月(プロフ) - 月永レオくんのお話と瀬名泉さんが彼女を溺愛してる話が呼んでみたいです!! (2020年6月25日 21時) (レス) id: 001893ea4c (このIDを非表示/違反報告)
かなで(プロフ) - タナカさん» リクエストありがとうございます！今書いてるのを投稿し終えたらすぐに書き始めますね！ (2020年6月25日 15時) (レス) id: fe351c6673 (このIDを非表示/違反報告)
タナカ - 大神晃牙くんお願いします！！ (2020年6月24日 23時) (レス) id: 966fc687b7 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：かなで | 作成日時：2019年8月10日 18時
