烏野(ｳﾁ)に来た新マネージャーは元帝光中のバスケ部で！？

中学時代 ページ7

菅原side



その後俺たちはAから今の人との関係、なんで怒ったのか、中学時代何があったのか教えてもらった。



『俺元々バスケすきで。中学は頑張って努力して一軍に入って、そんときキセキの世代って呼ばれてたやつとかと同じユニホーム着て。』



Aは最初は淡々と喋った。



『俺はキセキのヤツらより下手だったんでベンチが多かったけどそれでもめっちゃ楽しかったんです。強いヤツとバスケやって勝って、みんなで喜んだりして。』



Aは優しく笑ってた。



『でも中学2年になってキセキは才能を開花させ始めました。でも強くなりすぎた。だんだんと彼らの中で勝利が当たり前になって、真剣にやるバスケに飽きていたんです。』



Aの声が暗くなった。



『そん時から俺、チームとして必要とされてなくて、
、仲間同士でパスが無くなって練習にも参加しなくなって、、。』



泣きそうな声だった。



『中学最後の全中もそれは例外じゃなくて、、相手をバカにしたようなプレーでした。その時相手チー厶を見ちゃったんです。、、負けた相手のバスケに絶望したみたいな顔をっ、、。』



全「………。」



『その時していた俺のバスケは俺がやりたかったバスケじゃなかった。俺はその時からバスケが、キセキが嫌いになりました。』



菅「そんなことが…。」



『でも、キセキが俺を引き取ろうとしてる理由は俺にも全然わからないんです。俺多分嫌われてたのに、、すいません、暗い話しちゃって…。』



澤「いや、むしろ話してくれて嬉しい。」



西「あぁ！！ここにいれば大丈夫だ！！」



田「Aは誰が何言おうと俺たちの仲間だからな！！」



旭「あぁ！！田中の言う通りだよ。」



山「俺の友達だしね！！」



月「雨宮は心配しなくても大丈夫デショ。セコム強いしww」



縁,木,成「確かにセコムは最強だよなぁwww」



影「トスなら俺があげてやる。」



日「俺たちが居れば大丈夫だ！！」



清「ここに居れば大丈夫だと思うよ。」



菅「あぁ。守るよ。絶対。ね！！」



『うっっ……！！ありがどうございまずっっ！！』



菅「おいおい泣くなよ〜ww」



西「そうだぞ！！うちに弱虫は1人でいんだよ！！」



旭「西谷、、もう弱虫じゃないぞ〜俺は〜(泣)。」



『ハハｯwww』



本当に大丈夫だぞ！！悲しませたりなんかしない。絶対守るよ。



菅「んもぉ〜〜！！可愛いなぁAはぁ！！」



『……かっこいいがいいです。』

電話→←勧誘2

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す