〚ヴィランズ手下〛マスターヴィランに捨てられた黒猫 (ページ3)

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ﾌシャｧｧ ! ! ! ! ! ページ3

開口一番文句を言うルーファにエイトフットは、はぁ!?と言い眉を顰めた

「お前がちゃんと起きねぇのが悪ぃんだろ!!!」
『うっさい!!あんな起こし方して、自分の尻尾が取れて死んでたらどうするつもりだったんだよ!!!』
「んなこたァ知らねぇよ!!つーか、お前がベットの下で寝てんのも悪ぃだろ!!!!」
と、ああ言えばこう言う喧嘩が始まってしまった。
其の2人の様子にマルフィはやれやれ…と、呆れ

「2人共、喧嘩は美しくないよ全く」
と、魔力を籠め威圧するとルーファとエイトフットは罰の悪そうな顔をして喧嘩をやめた

◊

「2人共朝から喧嘩してたらしいけど、リクルーティングの最中には絶対喧嘩するなよ?」
『…Vさん、其れはこの蛸が自分に喧嘩売ってこない限り無いので…まぁ安心してください』
安心出来ないよ〜…!と、言いながらもリクルーティング活動の場へと向かうMr.V
其の後ろを付いて行くスキャターとエイトフットにルーファ。
向かっている最中、2人は一言も話さずにしていた。

◊

「さぁ、次にご紹介するのは悪戯には名手なルシファーの手下!!その名も〜…ルーファ!!」
エイトフットの紹介の後、Vに名を呼ばれ前へと進み

『…時に物事を進めるには、他人へ邪魔をすることが必要、自分が起こした悪戯で誰が誰と喧嘩しようと、自分には関係無いよ…けど、其れで自分に物申すんだったら…容赦はしないよ?エイトフットさん』
ルーファを指差し彼奴、嫌な奴だよなァとスキャターに言うエイトフットを見てルーファは何処か殺意を籠めたような冷たい眼差しで微笑み何事もなかったかのように、ゲストの方へ再度振り向きポーズをレクチャーしたルーファにエイトフットは軽く流すだけだった。