なおーん ページ36
「あの時の君は、とても…初々しかったね、」
『…自分は貴方のナルシストぶりに吃驚しましたよ、全く……』
と、昔話に少し花を咲かしていると、マルフィが口を開いた。
「所で、こんな所に来てどうしたんだい?」
『…あぁ、そう言えば…明日、自分とマルフィさんでヴィラン達の事を悪く言っている輩達を潰しに行きますよ、って話をするためにマルフィさんがいる屋上に来たんですよ…』
と、明日の話の主従を話した。
「ふむ…そうだったのか、なら部屋の前で待っていれば良かったのに」
『…Ms.シーンさんが態々教えて下さったのに、其れを無下にするなんて事、出来ませんよ、』
と、言う自分にマルフィが
「…本当に、昔の君は天真爛漫見たいな娘だった、」
『…嫌味ですか?マルフィさん。』
と、一触即発な雰囲気になるが
「んもう…!!なんで発展しないのよ〜〜〜!!!」
『ぇ、あ…し、Ms.シーンさん?』
何処からかMs.シーンがプリプリと怒りながら飛び出てきた。
「…発展しない、とはどういう事かな?」
「其れは、2人のかん、け…い……」
途中ではっ、と我に返ったのかシーンさんは口に手を当て、慌てて姿を消した。
『関係が発展って…自分、どっかのナルシスト鴉と付き合うなんて、真っ平御免なんだけど……』
「…私だって、マスターに捨てられた愛想の悪い黒猫と付き合いたく無いさ。」
と、其の後会話が続くことは無くルーファは溜息を付き、ホテルハイタワー内へと戻っていった。
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ハロウィンも等々、終わりですね……
結局自分は会えず仕舞いでしたが…
また来年、手下様達に会えることを祈ります、
其れでは、皆様ご一緒にあの言葉を、
Happy Halloween ! ! ! !
Happy Villains ! ! ! !
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作者名:たにしちゃ | 作成日時:2022年9月29日 17時