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うみゃあ … ページ11

「あぁ!!ちょっと!!!何私のダーリンと手なんか繋いでるのよ!!」
『…ダルメシアさん、貴方……スカーさんと言う彼女…いえ、奥様方が居るにも関わらず、自分に不倫ですか…辞めていただいても宜しいですか?』
と、ダルメシアが自分の手を握る力が弱くなった瞬間を狙いぺいっと手を振払えば直ぐに自分の片手は自由となった。

「俺は此奴なんかと、結婚したりしていない!!其れに、付き合うつもりも無い!!!!!」
「ダーリンの奥様方なんて…キャッ!嬉しい〜!!」
『…何か、矛盾してません?』
「此奴がこう言うのは何時もの事だ、あんま気にすんな。」
と、エイトフットのジョーさんが顔を少し顰めながら言う。

『…そうなんですね、』
と、興味な下げに返し自分は1番端の席に着く。

「あれ?ルーファちゃん、そんな所でご飯食べるの?」
『…皆さんの中に、自分は不要なので。』
と、キッパリ言えばジャックハートさんはやれやれ、と呆れたようにしたかと思えばパチンッと何かが弾けるような音が鳴った。

はっ、と周りを見れば自分の右隣にはジャックハートさん、左隣にはアップルポイズンさんが居た。

「何で此処に?って顔してるね、なんでか教えてあげようか?」
『…いえ、もう大体検討は付いたので、良いです。』
と、答えればあらら〜…と態とらしく肩を落とすジャックハートさんに目もくれずに自分は行儀よくご飯を待った。

「其れじゃあ、皆も集まったことだし…頂こうか。」
Mr.Vの言葉に皆は揃って頂きます!!と、言いご飯に手を付け始めた。
自分はその光景に少し驚きながらも、皆に遅れてご飯に手を付けた。

『うまぁ……』
と、ポツリと呟いたのが聞こえていたのかアップルポイズンさんから驚いたような表情をされ、ジャックハートさんからはくすくすと笑われた。

『…2人共、なんですか……自分、何か変なことでも言いました…?』
と、少し苛々した様子で言えばアップルポイズンは直ぐに嫌、と言った。

「少し、以外でな…」
『…自分がご飯の感想を言うのがですか?…自分だって、食べ物に美味い不味いくらい感じます。』
「…そうか、」
と、何処か納得した様なアップルポイズンさんに自分は眉を顰めた。

「何か、ルシファーちゃんって不思議だよね〜」
『…自分から見れば、貴方達も不思議ですよ。』
「えっ、なんで?」
『…ご飯を皆さんで一緒に食べたり、仲良くしているのが…不思議なんですよ、」

にゃきゃよし … ?→←んにゃっ …



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作者名:たにしちゃ | 作成日時:2022年9月29日 17時

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