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Prologue ページ1
『私の力は悲鳴。ですが悲鳴には様々な物が御座います。喜び、怒り、悲しみ、痛みそして恐れ。』
『本来私のマスターが集める悲鳴は恐れですが…どうやら皆様から我々を恐れる悲鳴は集められないそうです。』
そう言い、先程まで開いていた本をパン!と閉じ、
『けれど、皆様の悲鳴は何方にせよ悲鳴タンクに貯蔵されます。なので皆様精一杯、全身全霊をかけ喉を潰す勢いで悲鳴を上げてくださいませ』
ニコリと微笑むが口元は本で隠し、とあるメンズリクルーターの方を見て、
『…但し、あの方の様な熱烈な愛を乗せた悲鳴は…御遠慮ください。』
「…ウェルウェル……一体全体、誰が"私の"ラードルに愛を乗せて悲鳴を上げているんだろうねぇ…」
此れは、1人のメンズリクルーターが
1人のレディリクルーターにアプローチするお話。
『決して、上記で言われ皆様が想像するアプローチでは無いですわ!!』
「おや…まさか、恥ずかしがっているのかい?」
『…本当に……貴方何か大嫌いですわ……!!』
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作者名:たにしちゃ | 作成日時:2022年12月15日 20時