声優日和３

地元。 ページ20

綾波「ついたー！」

立花「静かにしろ！」


なんて言ってる慎にぃの声も
大きいけどね。


立花「お前自覚無いやろうけど…24時間やら音楽番組やらでお前割と顔広まってんのきーつけなあかんのやで！」

綾波「わかってるってば…でもやっぱり地元ってええやん…」

立花「……わかったから、ほらお前電車くるよ？」

綾波「あ、あかん！じゃぁね慎にぃ」

立花「はいはい。」


慎にぃとはここの駅でお別れ
僕はここからまた移動して
次の駅にいってバスにのって
って乗り換えがまだある。









綾波「ついた……」


地元は自然豊かな所で
空気も美味しい。


綾波「変わってへんな……」



1年に1度しか帰ってこない地元は
特に変わってるとこも無くて

チラホラ新しい店が出来たりしてるだけ
それでも変わってると言えば変わってるのかw


綾波「んー？やっぱり空気が美味い。」

？？「あれ？A？」

？？「ほんまやん！なにしとん！？」

？？「帰ってきたん？」


後ろから聞こえる声。
聞いたことがある。
懐かしい声。


綾波「はいはーい。Aです。帰省ですよーたった今帰ってきた。」



そこに居たのは幼なじみと僕の双子の弟。

上から安藤敦輝 夏妃
で、弟の綾波純輝



綾波「ただいまーみんな」

敦輝「おかえりーAー」

夏妃「A帰ってくんなら教えろやー」

純輝「今回はいつまでおるん？」


地元を離れる直前まで
この4人でつるんでた。

大切な仲間で連絡を今でも取り合ってる


純輝「そう言えば、兄貴目覚ましたよ？」









綾波「は？」

敦輝「まぁ、覚ましたけど…」

夏妃「記憶がなくてね(苦笑」









純輝「だから、Aには言わなかった。」








言えなかったんだろうな…
敦輝は僕がまだ罪の意識に苦しんでる


その事を見抜いてるから…

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