16人と時々1人 (８)

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山彰side


山「せっかくだからさ、ご飯行こーよ」

岩「おぉ！ちょうど俺達も誘おうと思ってたんです！」

浦「私たちが選んだお店でもよろしいですか！？」

山「…？別に、ええけど」

岩「じゃあ、早速行きましょう！」


そう言って連れてこられたのは、昔からランペがお世話になってる居酒屋

いつもと違うのは、店の扉に「本日貸切」の文字があること


頭に？を浮かべたまま、2人について中に入れば、何故か他の13人のメンバーが集まってて


山「今日、誰か誕生日だっけ…？」

岩「ふふ笑 違いますよ笑」

山「じゃあ、何で…？」

浦「まぁ、あれですよ！最近みんな忙しいし、お疲れ様会的なやつです！！！」

健「早く始めよー」

壱「山彰さん、こっち来てください！」


言われた通りカズマの隣に行けば、俺がいつも飲んでるお酒が置いてあって

皆で乾杯して、久しぶりに16人全員でただただ呑んで、話して、笑って

言葉にできないくらい、幸せだなあって思えた


お酒が回って気持ちよくなってきた頃、気付いたら隣にRIKUさんとLIKIYAさんがいて


陸「山彰飲んでる？」

山「めっちゃ飲んでますよ笑」

陸「なら良かった！」

L「楽しい？」

山「楽しいし、幸せです。こんな事言うのも恥ずいっすけど笑」

L「恥ずいな笑」

山「でも、何で急に飲み会なんですか？」

陸「最近みんなお疲れ気味かな〜って思って、年上組で仕組んだ！笑 まぁその皆には、特に山彰も含んでるんだけどね？笑」

山「俺っすか？」

陸「そーだよー。みんな心配してたんだから！」

L「最近元気ないし、何かあるんだろうなってのは、みんな気付いてたからね？笑」


2人にそう言われて、全部バレてたんだって思ったら、嬉しかったし安心した

メンバーになら、助けを求めれるんじゃないか、助けてって言ったら、ほんとにどうにかしてくれるんじゃないか、って期待したくなって



全部、話すことに決めた

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