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「アハハハ！どうだ！誰もボクに手も足も出ないだろう！
やっぱりルールを厳守するボクが一番正しいんだ！」
リドルはそう言いながら、箍が外れたように寮生達に首輪をはめていく。
「おやめなさいローズハートくん！ルールを守る君らしくもない！」
「トレイ、A、これヤバいよ。あんなに魔法を連発したら……」
『あぁ。間違いなく、暴走するだろうね』
Aがそう言えば、真っ先にトレイがリドルを止めに入る。
「リドル！もうやめろ！」
「おい、お前！なんでも自分の思い通りになるはずないだろ！？
そうやってすぐ癇癪起こすとこが、赤ん坊だっつってんの！」
「今すぐ撤回しろ！串刺しにされたいのか！」
「やだね。絶っ対にしねぇ」
「うぎいいいいいい！！！！！」
リドルの顔は真っ赤になって、怒りは最高潮に達していた。
「ガチでヤバいって！お前ら逃げろ！」
リドルの怒りと平衡して、魔力も次第に膨れ上がっていく。
気付けば庭中の薔薇の木々が全て浮かび上がっていき、空模様は黒くなっていっていた。
「なんて大掛かりな魔法なんだ！
まさかアレ全部で突っ込んでくる気か！？」
「薔薇の木よ、あいつの身体をバラバラにしてしまえーーー！！！」
リドルの周りに集まっていた薔薇の木が、エースの方へと飛ばされていく。
「いけない！避けなさい！」
「早く逃げてエース！」
しかしエースは逃げ遅れ、誰もが「もうダメだ」と思った。
その瞬間＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿
「！？これは……」
「……あ、れ？生きてる？なんだこれ、トランプ？」
「薔薇の木が全部トランプに変わった！これは……」
「リドル、もうやめろ！」
『いや〜これぞ危機一髪というやつだね！みんな、怪我はしてないね？』
周りを見れば、薔薇の木は全てトランプに変わり、自分達の周りを取り囲むようにバリアのようなものが貼られていることに気付いた。
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抹茶タピオカ2号 - とても面白かったです( ≧∀≦)ノ (2021年2月25日 0時) (
レス) id: 48661705e7 (このIDを非表示/違反報告)
よる - とても面白かったです！ (2021年2月24日 18時) (レス) id: 13ad1f4f4d (このIDを非表示/違反報告)
ユイカ(プロフ) - 続編おめでとうございます！この作品とても面白くて大好きです！これからも更新楽しみにしているので頑張ってください。応援しています！ (2021年2月24日 7時) (レス) id: b470749ec2 (このIDを非表示/違反報告)
もぐヤギ(プロフ) - 初コメ失礼します！！！前回の話も読ませていただきました、とても面白く主もいいキャラしてんなぁ〜などと思いながら楽しませて頂いておりますm(*_ _)m更新頑張って下さいませ……！！！陰ながら応援させて頂きます！！！ (2021年2月24日 2時) (レス) id: f3a49dcc01 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：もぶピ
| 作成日時：2021年2月24日 0時
