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「レオナ寮長!」

「こいつら人の縄張りに土足で上がり込んでんですよ」

「ちょっと痛い目見せてやりましょ〜よ!へへへ!」


「よォウサギ。ようやく俺に食われる決心でもついたかよ」

『これはこれは。今日もどこぞでお昼寝中だと思っていたよ、レオナくん』






Aとレオナは罵り合いながらも、表情は一切変わることなく話している。






「あれ、君たち食堂で会った人たちじゃないスか」






ラギーが1年生たちの方を見てそう言う。






「ああっ、オマエ!デラックスメンチカツサンド!」


「ちょっとちょっと。人の名前を勝手に美味そうにしないでほしいッス。

オレにはラギー・ブッチっていう男らしい名前がついてんスから」


「あァ。よく見ればお前、植物園でこの俺の尻尾を踏んづけた草食動物じゃねぇか」

「その節は失礼を……」







ユウはレオナから若干離れた位置からそう言う。






「レオナさん、ラギーさん、やっちまいましょうよ!」


「ワンワン騒ぐんじゃねぇよ馬鹿ども。

暴力沙汰なんか起こして、マジフト大会出場停止にでもなったらどうする気だ?」


「縄張りを荒らしたヤツを見逃すんですかァ?

食い出がありそうな獲物なのに〜」







寮生達の目線の先には、ひょこひょこと動くAのウサギの耳。

肉食動物としての本能が出ているのか、よだれを垂らしながらAを見ている。


その中でもレオナは一際冷静だった。






「誰も見逃すとは言ってねぇ。ここは”穏便”にマジカルシフトで可愛がってやろうぜ」


「マジフトで?」


『ほう〜。確かに試合中ならどれだけ魔法を使っても校則違反にはならないからね。

相変わらずずる賢さはピカイチだねレオナくん!ハハハ!』


「フッ、よくわかってるじゃねぇか」






レオナは鼻で笑いながらそう言う。

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抹茶タピオカ2号 - とても面白かったです( ≧∀≦)ノ (2021年2月25日 0時) (レス) id: 48661705e7 (このIDを非表示/違反報告)
よる - とても面白かったです! (2021年2月24日 18時) (レス) id: 13ad1f4f4d (このIDを非表示/違反報告)
ユイカ(プロフ) - 続編おめでとうございます!この作品とても面白くて大好きです!これからも更新楽しみにしているので頑張ってください。応援しています! (2021年2月24日 7時) (レス) id: b470749ec2 (このIDを非表示/違反報告)
もぐヤギ(プロフ) - 初コメ失礼します!!!前回の話も読ませていただきました、とても面白く主もいいキャラしてんなぁ〜などと思いながら楽しませて頂いておりますm(*_ _)m更新頑張って下さいませ……!!!陰ながら応援させて頂きます!!! (2021年2月24日 2時) (レス) id: f3a49dcc01 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:もぶピ | 作成日時:2021年2月24日 0時

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