50 おまけ ページ50
おまけ:「Aの日常」
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「おいテメェ、あのアズールの弟なんだってな?」
廊下を1人で歩いていると、ガラの悪そうな生徒に絡まれてしまうA。
「俺ら、テメェの兄貴に世話になったもんでよう。ちょっと面貸してくれや?」
そう言われて人気のない廊下の隅につれて来られた。
「さーてと……自分のせいで大切な弟が怪我したって知ったら、あのインチキタコ野郎はどんな顔すっかなぁ?」
「テメェに恨みはねぇが、ちょっくら痛い目見てくれよ……なっ!!」
そう言ってAに殴り掛かろうとしたその瞬間、寸前で誰かに拳を受け止められた。
「あ?」
「おいテメェら…………喧嘩ならコイツじゃなくて俺にふっかけやがれやあああぁぁ”!」
「ぎゃあああぁぁ!!?んだコイツ!?」
Aの前に現れたのは、ルカだった。
ルカはAを殴ろうとしたいた生徒全員をボコボコにしていく。
Aはその様子を黙って見ていた。
「こ、こいつチビのくせになんて力だっ!」
「に、逃げっぞ!」
「もう終わりかよ!?逃げてんじゃねぇぞ!!」
『はーい、ルカそこまで』
Aはルカの肩に手を置いて落ち着かせる。
『それ以上やったら先生に見つかっちゃうでしょ』
「チッ。お前、ホイホイついてってんじゃねぇぞ。
喧嘩できるほどの力ねぇくせに」
『君が来てくれると思ったからだよ。
さ、教室に戻るよ。このことは後で兄さんにちゃーんと報告しなきゃね』
そう言って2人は何事もなかったかのように教室に戻っていくのであった。
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ページ数が余ったので番外編的なおまけエピソードを作成しました。
今後も、メインストーリーから脱線して、番外編などを少しずつ挟んで進行していきたいと思いますので、ご了承ください。
では、2章へ続きます。
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もぶピ(プロフ) - 宇琉夜ハルさん» ご指摘ありがとうございました。修正させていただきます。 (2021年9月3日 22時) (レス) id: b0a36378c3 (このIDを非表示/違反報告)
宇琉夜ハル(プロフ) - 17話マロンです!(多分…) (2021年9月3日 21時) (レス) id: c64b9591b6 (このIDを非表示/違反報告)
らむくん@ヴィル様の旦那さんになりたい人(プロフ) - あれ…ルカくんのキャラ既視感……← (2020年12月21日 11時) (レス) id: c2e37a127a (このIDを非表示/違反報告)
いくら - 好きです。(唐突)更新いつまでも待ってます! (2020年12月20日 21時) (レス) id: 16c4d9d785 (このIDを非表示/違反報告)
もぶピ(プロフ) - ウィルゴ・パルテノスさん» コメントありがとうございます。一応そのつもりで作成しています。 (2020年12月19日 16時) (レス) id: b0a36378c3 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:もぶピ | 作成日時:2020年12月17日 23時