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しばらく、竜成とジュンは漫画の話などをしていた。
すると３０分を過ぎた頃くらいにAが竜成の部屋をノックしてきた。
『竜成、ジュンくんいる？』
「いるけど〜？」
そう言うとAが部屋のドアを開けた。
『中々帰ってこないと思ったら……なんか仲良くなってるし』
一緒に漫画を読んでいる弟とジュンを見てAはそう呟く。
「すんません、Aさんがゲームしてるって言うんでちょっと竜成くんと話してたんすよ」
『いや、別にいいんだけどねっ。
もう外も暗いけど、この後お仕事とか大丈夫？』
「今日は元々オフなんで平気ですよ。
んじゃオレ、そろそろ帰らねえと……」
ジュンはそう言っていそいそと帰宅準備を始める。
『駅まで送ろうか？』
「いや、暗い中１人にさせるほうが心配なんで１人で帰りますよ。
その……今日は本当、すんませんでした」
ジュンが申し訳なさそうに謝ると、Aはケロッとした顔で首を振った。
『あ、もういいんだ。なんかバカバカしく思えてきちゃったし、どうせもうすぐ卒業だしね』
それまで耐え忍べばいい。Aが導き出した答えにジュンは複雑そうな顔になる。
そして、気付けばこんなことを口走っていた。
「オレ＿＿＿＿＿アンタが好きです。
だから、辛くなったらオレが守ってやりますよ」
『え……？』
「ひゅ〜」
ジュンの発言に驚き困惑するA。それを見て茶化す弟。
「んじゃそういうことなんで。
また連絡します。あ、返事はいつでもいいっすから。じゃあお邪魔しました」
そう言ってジュンは逃げるように家を飛び出していった。
「あら、漣くん帰っちゃったの？せっかく夕飯食べてもらおうと思ったのに〜
……ってA？なに廊下で固まってるの？」
「多分しばらくはそこで立ち止ってるよ思うよ」
弟は笑いながら不思議そうな顔をしている母親に向けそう言った。
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氷雨(プロフ) - うわ〜〜っ！最っ高です！ジュンくんと夢主ちゃんがどうなるのか楽しみです！評価とお気に入りさせてもらいます♬ (2022年9月27日 4時) (
レス) @page20 id: 6ceab81f66 (このIDを非表示/違反報告)
とけたた - 更新楽しみにしてます！ (2021年12月26日 11時) (レス) id: 1828f2aa7c (このIDを非表示/違反報告)
りひ - 更新待ってます！ (2021年12月21日 1時) (レス) @page19 id: cdf713c673 (このIDを非表示/違反報告)
りピ - こんにちは！お話の続きが気になって毎日顔を覗かせてます！私の友達が体験してそれを目撃しただけなのですが、加害者の好きな男子に告白をされた友達が下校時に学校の外で待ち伏せをされて救急車・警察・消防が来る事態となった現場に遭遇しました！ (2021年11月9日 13時) (レス) id: cdf713c673 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：もぶピ
| 作成日時：2021年11月9日 1時
