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「久しぶりーっ。入って、入ってー。」
「ありがとう……。お邪魔しまーす。」
「どうぞー。今日はママも弟もいないから、遠慮しないでね！」
あのままパパとふたりきりで家にいるのが気まずくて、昼食にオムライスを作った後、パパが起きてしまう前に逃げるように家をでてきてしまった。
中学を卒業して高校がバラバラになってしまったあや子ちゃんとは今も変わらず親友で、週に一度くらいのペースで会っている。
「こうやってうちで会うのは久しぶりだよねぇ。なんだか中学生の頃、思い出さない？」
「ふふっ、思い出すね。よくお互いの家でお泊まり会とかもしたよね。」
「懐かしいー！それでさぁ、Aちゃんのパパにお菓子の作り方教えてもらったりしてさー。楽しかったよねーっ。」
「う、うん……。そうだね。」
「Aちゃん？どうかした？」
あや子ちゃんの口から急にパパの話が出てきて動揺してしまった私は、思わず吃ってしまった。
そんな私に気づいたあや子ちゃんは、優しく私の顔を見つめた。
「Aちゃん……。もしかして、なにかあってうちに来てくれた？」
「………うん。」
「私でよければ、話聞くよ？」
「うん……。ありがとう。あの、ね……」
パパへの気持ちに気づいたのは中学3年生の時で、その頃にそのことを話したのは唯一あや子ちゃんにだけ。
父親に恋してるだなんて友達に話したら絶対に気持ち悪いとか言われて、軽蔑されると思ったから、誰にも言えなかった。
最初にあや子ちゃんにパパのことを話した時も、本当は怖くて、物凄く勇気がいった。
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にかみつば(プロフ) - ゆいさん» 初めまして。読んで下さりありがとうございます！この作者の作品を全表示を見るとでてきます。あとはR18指定なので年齢が引っかかってる場合もあるのかもしれません。 (2021年1月4日 18時) (
レス) id: a0721de2a5 (このIDを非表示/違反報告)
ゆい(プロフ) - 初めまして！にかみつばさんの作品が大好きでよく読んでいます！続編を見たいのですがどこを見ても出てこないです！どうすれば見れますか？ (2021年1月4日 17時) (レス) id: f23e39d144 (このIDを非表示/違反報告)
ゆい(プロフ) - 初めまして！にかみつばさんの作品が大好きでよく読んでいます！続編を見たいのですがどこを見ても出てこないです！どうすれば見れますか？ (2021年1月4日 17時) (レス) id: f23e39d144 (このIDを非表示/違反報告)
にかみつば(プロフ) - かなこさん» はじめまして！コメントありがとうございます☆癒しだったなんて、嬉しすぎます！いつも読んでくださってありがとうございました！ (2020年11月14日 23時) (レス) id: a0721de2a5 (このIDを非表示/違反報告)
かなこ(プロフ) - はじめまして。毎日この作品を見るのがわたしの癒しになってました！パパな裕太くん最高でした！幼い頃の話、楽しみにしてます。 (2020年11月14日 23時) (レス) id: ea3b09b98d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：にかみつば
| 作成日時：2020年10月16日 22時
