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二十二話 ページ30

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『…あぁ吃驚した』



パチパチと軽く頬を叩いて、頭を切り替えようとする



でも、どうしてもあの感触を思い出してしまって、駄目だった





『あー、もう!!』




こんな事にわたわたしてる場合じゃないって事くらい判ってる



でもさぁ…


『恥ずかしかったんだよぉぉぉ…』




掌で顔を覆って、蹲った



もうほんと…ごめん探偵社
君達が大変なの判ってるけど、羞恥には勝てない



…でも、あんまり長くこんなやってても意味無いし

何より話進まないし



『…さ!頑張ろ!』




コンコン

『うわっ!!』



「あ、す、済みません!
芥川さんから、現状を冬野さ…冬野幹部に報告せよと云われたので、参りました!」



『あ、うん。大丈夫だから扉開けていいよ』



「は、はいっ!」




…あぁ、心臓止まるかと思った




「え、えっと、只今の現状を報告します!

中原幹部が探偵社員四名を救助しました!
その探偵社員は、今隠れ家に匿っています!

救助の対価として、首領は探偵社の社長に「社員一人のマフィア移籍」を求め、それに応じたそうです!

これで現状報告を終わります!」



『ん、了解
ありがとね』



「は、はいっ!
では、失礼しますっ!」



黒服は、わたわたと外に出ていった



…今の、女の子だったな


珍しい



…んー、マフィア移籍か…



首領は誰を選ぶんだろう?



あ、誰が隠れ家に居るのか聞き忘れた



…取り敢えず行ってみようかな

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(プロフ) - あ… 済みません 間違いです 忘れてました 夜までには全部直しておきます コメントありがとうございます! (2019年6月24日 7時) (レス) id: 449bdc9a82 (このIDを非表示/違反報告)
りんりん(プロフ) - すみません!芥川君の呼び方が、龍君から芥川君には戻っているのですが、これは間違いでしょうか? (2019年6月24日 1時) (レス) id: 7fd268645f (このIDを非表示/違反報告)

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作者名: | 作成日時:2019年1月30日 19時

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