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K
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紫「お前は、来年俺たちと生徒会すんの。会長命令はちゃんと聞いてもらうから。」
任命権があるだけだってのに
命令になってるし
それに、来年廉は…
廉「だから俺はもう…
紫「お前、本当にそれでいいのか？」
廉「……は、」
紫「このまま辞めていいのかって聞いてんの。」
廉「……。」
紫「そんな簡単に、親の言うことだけ聞いて、自分はどうしたいとかねぇのかよ。」
神「ちょ、やめろって。」
紫「俺は嫌だから。」
廉「……。」
紫「俺は、このままお前がいなくなんの、絶対反対だから。ふざけてんのは俺じゃなくてお前だよ。」
岸「紫耀、ちょぉ言い過ぎ…
紫「俺の生徒会の会計はお前しかやるやついねぇの。だから辞めるとか許さねぇ。いいな。」
廉「……っ、」
バカでアホでちょっとわがままなやつだけど
紫耀があんなことを言い出さなかったら
俺たちはあのまま、何もできず
ただ廉との別れを悔いるだけになってたと思う
でもあの時
まだ、どうなるかも分かんない状況で
紫耀は俺たちに
必ず俺が会長になるから、と
強く、断言した
少し強引なやり方だったかもしれない
けど
廉は、この学校に残ることを選んでくれた
両親には、納得されきれてないみたいだけど
廉が直筆で書かなきゃいけない編入書類にサインをしない限り
ここから出る必要はないから
実質、卒業まで一緒だということが確定した
.
.
そして、秋の選挙で
紫耀は宣言通り、会長の座を獲得した
元々人望のあるやつだったから
持ち前の愛されパワーで他に大差をつけての圧勝だった
紫「会計、よろしく。」
廉「…うん。」
でも、1番の勝因は
"俺らが証明すればいいだろ。
俺たちには、あいつが必要なんだって。"
廉の居場所をつくる
ここにいる意味を明確にしてやるんだ
そんな、強い思いがあったからだと思う
紫耀が結び直してくれた
俺たちの絆の紐が
もう解けることなく、繋がり続けるように
俺たちは、生徒会という形で
それを叶えることに決めた
.
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咲(プロフ) - 更新ありがとうございます。暑いのか涼しいのかよくわからない季節なので体調に気をつけて更新頑張ってください(^^)応援してます(^-^) (11月6日 0時) (
レス) @page41 id: af644f2703 (このIDを非表示/違反報告)
ほるる(プロフ) - KIKIさん» ありがとうございます。なかなか展開がゆっくりで先が見えない感じになってしまっていますが…引き続きよろしくお願いします。 (2023年3月22日 0時) (レス) id: 61c318eec9 (このIDを非表示/違反報告)
KIKI(プロフ) - 更新待ってました！キズナシリーズであったり他にも更新してくだっている作品どれもが好きで、楽しみがたくさんあって嬉しいです٩(ˊᗜˋ*)و続きが楽しみです！！またまたコメント失礼しました… (2023年3月19日 23時) (レス) @page37 id: 7d9da2c2be (このIDを非表示/違反報告)
ほるる(プロフ) - しまこさん» ありがとうございます。じっくり読んで頂けて嬉しいです。引き続きよろしくお願いします。 (2023年1月15日 16時) (レス) @page33 id: 2dd70d349b (このIDを非表示/違反報告)
しまこ - 更新、大変嬉しいです！ありがとうございます。毎回シーンが想像できて、感情移入しながら、拝読しています。続きも楽しみに待っております！ (2023年1月15日 16時) (レス) @page33 id: 5b55ceadc6 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ほるる
| 作成日時：2022年5月28日 22時
