顔も知らない君へ〜JK〜

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A side






ジョングク明日日付が変わるころ時間ある?






昨日グクからきたカトク


明日はバイト終わる時間遅いんだ···なんてそんなことを思ってた


ってことはもうすぐグクから電話がくるかな？


なんて嬉しい誕生日プレゼントだ





「·····ふふ···」





明日は日曜で大学も休みだし


バイト先も別に予定は無いけど一応誕生日ってことで休みを貰った


だから今日は大学の友達もバイト先の人たちにも「おめでとう」って先に祝ってもらった···笑


プレゼントもいくつか貰って帰ってきた


もちろんそれも嬉しかったけど


自分の誕生日より優先したい人


グクから電話が来るなら誕生日なんてそっちのけになっちゃう


早くかかってこないかな···





ﾋﾟｺﾝ···




(画像)




「···············えっ···」




ジョングクここで待ってる





「っ···」




ちょっと待ってっ···


思わずびっくりしてスマホを落としそうになった


なんで？


なんで近所の公園の写真をグクが撮れるの？


ここで待ってるって···っ




「っ···」




気づいた時には鍵とスマホだけを握って部屋を飛び出してた


グクっ···





ﾀﾞﾝﾀﾞﾝﾀﾞﾝｯ···





「っ····ﾊｧﾊｧ···っ···」




エレベーターなんて待ってられなくて階段をかけ下りる


途中転けそうになったけどそんなのどうだっていい


ただただ必死に走った






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