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*＊.*..
「ねぇ、」
ヒソカと別れた直後、休む間もなく今度はまた別の人が。
、、、ここはコミュニケーション能力の高い方が多いのでしょうか、？
ちょっと一息入れたかったのもありますけど、この缶ジュースもどうにかしたかったです…。
お兄ちゃんにも細めに連絡って言われてるし、、、
ハンター試験、ちょっと舐めてました…。
「何ですか？」
複雑な気持ちを表に出さないよう、努めて笑顔で向き直る。
…えっ男の子！？
しかし振り返るとそんな感情がどこかへ飛んでいってしまうような美人な男の子が。
それに、背も私より小さいんじゃないかな！？
えぇ、超かわいい！！
何でこんな小さい子がこんなところにいるんだろう、、、。
「あんた、ヒソカと知り合いなの？」
おじさんだらけのハンター試験で小さな男の子と出会えた事に感動していると、その子から思わぬ名が飛び出してきた。
急に現実へと引き戻される。
「ヒソカ？
どうしてそんな事を尋ねるんですか？」
「興味。
あんたが入ってきた瞬間、今まで扉に見向き
もしなかったような奴等が振り返ってた。
んで、俺も。」
これはどう反応するべきなんでしょうか。
んぇーっと、つまり……？
「見た目とは裏腹に、あんたが強いからだよ」
！！
声が、変わった？
男の子の声色が、何というか、先程までとは変わり、急に大人びているっていうか、、、。
あ、目つきとオーラも変わってる、、、。
よく見ればこの子、よく訓練されているし、オーラから凄い才能を持ってる事が伝わってくるな。
まだ、念は習得してないみたいだけど、この子相当の使い手になるんじゃ、、、、。
それに、まだ子供なのに大人っぽいし、それでいて凄く冷静。
うーん、やっぱり家庭事情ってどこも大変なのかな。
私もすっっっっごく大変なところで育ちましたし！！
「おい、聞いてんのかよ？」
おっと。
「あぁ、ごめんなさい。
えっと、ヒソカとはこの前出会って、再会
したって感じです。
それより、丁度暇していたんです、少しお話
しません？」
ごめん、お兄ちゃん。
ちょっと連絡するの遅くなりそうだけど、少し待ってて。
あと、、、できれば怒らないで欲しいなぁ。
怒られませんよーに！！
よし！
祈っておいたからこれでお兄ちゃんに怒られません！！
*..＊*.
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作者名：がーどれーる | 作成日時：2022年9月19日 21時
